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為替モーニング東京市場2018年5月30日

2018年05月30日

※最新情報(為替イブニング海外市場2018年5月30日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     107.80~109.30
ユーロ円    124.50~126.00
ユーロドル   1.1450~1.1600
豪ドル円    80.50~82.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

北朝鮮情勢には一服感や6月のFOMCでの利上げ観測は根強いものの、休場明けの米10年債利回りはイタリアの政局不安が加わり、ポジション調整やストップロスに追われる格好で3.1%台から2.78%まで急低下している。
その中、NYダウ平均株価は一時500ドル超下落しており、消去法的に円を買い戻す動きが顕著になっている。
また、米政府が中国輸入品への関税と投資制限の詳細を6月に発表する旨を公表、トランプ政権は中国からの輸入品に対する500億ドル相当に対する関税賦課の期限を明らかにするなど米中貿易摩擦の再燃がリスク回避の動きを加速させており、市場は更に混迷度を深めながら、市場参加者はポジションの縮小を迫られている。

一方、ドル円は米長期金利の低下と株安懸念もあるが、米中貿易摩擦が本邦にも飛び火する可能性もあり、上値の重い展開を強いられている。
いずれにしても、売買材料が多様化している以上、当面、レンジ幅を通常よりも拡大して、少なめの売買で対応せざるを得ないが、相場が動意づくまではレンジ幅をドル円107.50~109.50円程度まで拡大し、待機策に専念することも一考であろう。

他方、ユーロドルはイタリアの政局不安が想像以上に根強く、一部では選挙次第ではユーロ離脱懸念まで浮上しており、ユーロロングの手仕舞いと共に、戻りが更に優勢になっている。
節目であるユーロドル1.15割れ目前で踏みとどまってはいるが、引き続き上昇局面での戻り売りに重点を置いた戦略性が求められるだけに、レンジ幅を1.1450~1.1600まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円割れから押し目買いと共に、109円台以上からのナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも前述したレンジ幅を重視し、ユーロドル1.1500割れから押し目買いと共に、1.16台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、上値の重い展開と判断しており、輸出企業はドル円109円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円108円台半ば割れから押し目買いを実施しており、現状では108円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.16台半ば前後を中心に、1.16台以上からナンピン売りで待機している模様。
一方、買いは1.15割れを視野に、1.14台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円108円割れではロング、ドル円109円以上ではショートをイメージし、ユーロ円は124円台半ば前後から押し目買いと共に、126円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は80円台半ば前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     107.30   109.70
ユーロ円    124.05   126.40
ユーロドル   1.1420   1.1655
豪ドル円    80.10    82.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年5月収支経過(01~30日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   -¥100.000      -¥50,000
ユーロ円  -¥45,000       -¥15,000
ユーロドル -¥144,000(-$1,150)-$300
豪ドル円   +¥20,000       -¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆108.30(SL107.80売り)
ユーロ円ロング 50,000 ☆125.20(SL124.60売り)
ユーロドルロング50,000 ☆1.1580(SL1.1470売り)
豪ドル円ロング 50,000 ☆81.30(SL80.60売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ロング   50,000☆▼108.80(SL108.30売り)-¥25,000
ドル円ロング   50,000★▼109.30(SL108.80売り)-¥25,000
ユーロ円ロング 50,000★▼127.00(SL126.50売り)-¥25,000
ユーロドルロング50,000★▼1.1660(SL1.1600売り)-$300
豪ドル円ロング 50,000☆▼82.00(SL81.30売り)-¥35,000


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000★△128.30(127.60ロングカバー)+¥35,000
ユーロ円買い  50,000 ★127.00(SL126.50売り)

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆108.80(SL108.30売り)
ユーロ円買い  50,000★▼126.50(SL126.00売り)-¥25,000
ユーロドル買い 50,000 ☆1.1580(SL1.1530売り)
豪ドル円買い  50,000 ☆82.00(SL81.50売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  109.30
ドル円買い    50,000  107.80(SL107.30売り)
ユーロ円売り  50,000  125.80
ユーロ円買い  50,000  124.60(SL124.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1600
ユーロドル買い 50,000  1.1470(SL1.1420売り)
豪ドル円売り  50,000  82.00
豪ドル円買い  50,000  80.60(SL80.10売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  109.80
ドル円買い    50,000 ☆108.30(SL107.80売り)
ユーロ円売り  50,000  126.80
ユーロ円買い  50,000 ☆125.20(SL124.70売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1650
ユーロドル買い 50,000  1.1500(SL1.1450売り)
豪ドル円売り  50,000  82.80
豪ドル円買い  50,000 ☆81.30(SL80.80売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

鈴木郁雄の実践トレーディング 外国為替古今東西 行天豊雄 外貨投資 転ばぬ先の智慧 田嶋智太郎
市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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