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為替イブニング海外市場2017年10月13日

2017年10月13日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年10月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.50~112.80
ユーロ円    131.80~133.30
ユーロドル   1.1750~1.1900
豪ドル円    87.30~88.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場には依然として、北朝鮮に対する地政学的リスクがあるが、本日のトピックは日経平均株価が前日比200円高となり、約20年11か月ぶりに高値圏まで上昇したことだろう。
今回の衆議院選挙では自公民(与党)圧勝が伝えられる中、海外勢からも日本企業の相次ぐ業績改善なども手伝い、日本株に集中していることが追い風になっている。
いずれにしても、与党の対抗馬であった希望の党や民進党が分裂解散を重ねた結果、安倍政権が漁夫の利を得たと言えるが、安倍政権が提唱している北朝鮮への脅威、消費税増額、そして、少子高齢化政策などが国民に身近であり、また、現実味を帯びている結果とも言えるのだろう。

一方、ドル円は株高にもかかわらず、一時112円割れと下値を模索する展開を強いられている。
米金利引き上げ観測がやや不透明になっていることがドル売り円買いを誘発しているが、原則的には日本経済の景況感を見越した株式相場ともなれば、円買いに繋がるのが本来の姿であり、また、常に地政学的リスクが意識されている以上、上値の重さがどうしても意識されやすい展開である。

他方、ユーロドルは、1.18台で動意薄の展開は否めないが、本日は米10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値や複数の米要人発言もあり、安易に身動きが取れない状況にある。
相場が動意づくまでは、引き続きレンジ幅1.1750~1.1900重視で待機策に努めることが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は上値の重い展開と判断し、ドル円111円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円113円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に売り急がずに、ドル円113円前後からナンピン売りを継続している模様。
一方、輸入企業はドル円112割れでは随時実施しており、現状では111円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.19前後からナンピン売りを継続している模様。
一方、買いは1.17台半ばを視野に、ユーロドル1.18割れから押し目買いで待機している模様。

●クロス円は、ドル円111円台半ば前後ではロング、113円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は132円割れから押し目買いと共に133円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円台前半から押し目買いと共に、88円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     111.05   113.30
ユーロ円    131.40   133.70
ユーロドル   1.1715   1.1930
豪ドル円    86.75    89.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年10月収支経過(02~13日)
通貨    プラスマイナス       前日比
ドル円   +¥40,000        
ユーロ円  +¥45,000        +¥45,000
ユーロドル +¥19,800(+$150) 
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1850(SL1.1900買い)
豪ドル円ロング 50,000 ☆88.50(SL87.30売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  113.00(SL113.50買い)
ドル円買い    50,000  111.80(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000  133.50(SL134.00買い)
ユーロ円買い  50,000☆△132.30(133.10ショートカバー)+¥45,000
ユーロドル売り 50,000  1.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1800
豪ドル円売り  50,000  88.30
豪ドル円買い  50,000  87.30(SL86.70売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  112.80(SL113.30買い)
ドル円買い    50,000  111.70(SL111.20売り)
ユーロ円売り  50,000  133.20(SL133.80買い)
ユーロ円買い  50,000  131.80(SL131.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1800
豪ドル円売り  50,000  88.50
豪ドル円買い  50,000  87.30(SL86.70売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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