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為替モーニング東京市場2020年3月9日

2020年03月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.50~105.30
ユーロ円117.50~119.00
ユーロドル1.1250~1.1400
豪ドル円68.00~69.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週末に発表された米雇用統計は力強い内容ではあるが、市場の関心は新型ウィルスの感染拡大懸念に固執しており、市場はリスク回避主導の展開を余儀なくされている。米議会では78億ドルのウィルス対策を承認、トランプ大統領も即座に署名したものの、現時点では焼け石に水の状態と化している。その中、米国株式市場は終始軟調に推移し前日比256ドル安に留まってはいるが、過剰流動性資金は安全資産である米国債に急速に流れ込んでおり、米10年債利回りは一時0.7%割れまで急低下するなど、相対的にドルの調整売りが急がれている。

一方、ドル円は米国債利回りの急低下が嫌気される中、ストップロスを巻き込みながら瞬間的にドル円105円を割り込むなど危機感を強めている。トランプ大統領としては再選に向けて、株価維持のためには更に米利下げを主張しており、一部では今月18日のFOMCで追加利下げ可能性もあり得るとの声も聞かれており、もう一段のドル売りが優勢になっている。ただ、マイナス金利への副作用の抵抗もあり、米金利は現状レベルで下げ止まる公算もあり、現状レベルからドルショートに転じる難しさもある。引き続きレンジ幅ドル円103.50~105.30円まで拡大し、同レベル前後から少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売り助長され底堅い展開ではあるが、新型ウィルス感染が世界工場である中国のサプライチェーンに影響を及ぼしており、日米欧共に追加緩和策への期待が強まっている。ただ、ECBによるマイナス金利の深堀が経済の活性化に繋がるかは疑問視されており、引き続き戻り売り優勢と見なし、レンジ幅ユーロドル1.1250~1.1400を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば前後から押し目買いと共に、105円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向を注視し、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円105円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企はドル円105円前後から押し目買いを実施しており、現状では103円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.13前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、105円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は118円割れから押し目買いと共に、119円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは68円前後から押し目買いと共に、69円台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.30105.60
ユーロ円117.15119.70
ユーロドル1.12201.1450
豪ドル円67.7070.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロドルショート50,000☆1.1340(SL1.1400買い)
本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼105.00(SL104.60売り)-¥20,000
ユーロ円ロング50,000☆▼119.30(SL118.50売り)-¥40,000
豪ドル円ロング50,000☆▼69.80(SL69.50売り)-¥15,000
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼105.70(SL105.00売り)-¥35,000
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1270(SL1.1340買い)-$350
ユーロ$ショート50,000★▼1.1200(SL1.1270買い)-$350
2020年3月収支経過 (02~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥115,000-¥55,000
ユーロ円-¥90,000-¥40,000
ユーロドル-¥47,600(-$400)-$700
豪ドル円+¥45,000-¥15,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆105.70(SL105.20売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1270(SL1.1320買い)
豪ドル円買い50,000☆69.80(SL69.30売り)
前日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000106.50
ドル円買い50,000☆105.00(SL104.60売り)
ユーロ円売り50,000119.60
ユーロ円買い50,000118.50(SL118.00売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1340(SL1.1390買い)
ユーロドル買い50,0001.1230
豪ドル円売り50.00070.60
豪ドル円買い50,00069.50(SL69.00売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000105.40(SL106.00買い)
ドル円買い50,000103.60(SL103.00売り)
ユーロ円売り50,000119.30(SL119.80買い)
ユーロ円買い50,000117.70(SL117.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1400(SL1.1450買い)
ユーロドル買い50,0001.1270
豪ドル円売り50.00069.50(SL70.00買い
豪ドル円買い50,00068.00(SL67.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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