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為替イブニング海外市場2017年9月22日

2017年09月22日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年9月25日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     110.80~112.80
ユーロ円    133.50~134.00
ユーロドル   1.1900~1.2050
豪ドル円    88.30~90.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

米朝の過激発言が相次ぐ中、北朝鮮が太平洋で水爆実験を行う可能性を示唆した事が嫌気され、ドル円は一時111円台半ば近辺まで下落、再びリスク回避の動きが優先されている。
幾度となく繰り返される北朝鮮の挑発行為ではあるが、現時点では北朝鮮が自暴自棄にならないことを願うだけであり、常に地政学的リスクに備えたポジショニングに努めることが一考であろう。

一方、ドル円は北朝鮮情勢を除けば、米連邦公開市場委員会(FOMC)において12月利上げの可能性、そして、日銀の黒田日銀総裁が大規模緩和継続の姿勢を示しており、基本的にはドル買い円売りに焦点を絞っても間違いないであろうが、地政学的リスクに備える意味でも、当面、下値はドル円110円前後まで視野に入れた方が賢明であろう。

他方、ユーロドルは独自の買い材料は希薄ではあるが、再び受け皿としての買戻し志向が強まると共に、1.2000台が視野に入りつつある。
ただ、同時に高値警戒感を踏まえた利益確定売りが散見されているだけに、当面、レンジ幅1.1900~1.2050重視で対応することが得策であろう。

●戦略的には、ドル円はレンジ幅を110.50~112.50円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.19前後から押し目買いと共に、1.20台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円112円台半ば前後から113円前後まで散見されている模様。
一方、輸入企業は112円割れから押し目買いを実施しており、現状では111円前後を視野に、111円台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.200前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.20台半ば前後からナンピン売りと共に、1.19前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円割れではロング、113円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は133円台半ば前後から押し目買いと共に135円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は88円台半ば割れから押し目買いと共に、90円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.60   113.20
ユーロ円    133.05   135.40
ユーロドル   1.1870   1.2110
豪ドル円    88.00    90.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年9月収支経過(01~22日)
通貨     プラスマイナス        前日比
ドル円    -¥110.000         +¥25,000
ユーロ円   +¥5,000          +¥5,000
ユーロドル  +¥86,700(+$650)    
豪ドル円  -¥5,000

現在のポジションと決済指値

ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1980(SL1.2050買い)
豪ドル円ロング 50,000 ☆88.50(SL88.30売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

豪ドル円買い  50,000☆△89.50(90.00ショートカバー)+¥25,000

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り  50,000  113.00(SL113.50買い)
ドル円買い    50,000☆△112.00(112.00ショートカバー)±¥0
ユーロ円売り  50,000  134.80(SL135300買い)
ユーロ円買い  50,000☆△133.70(133.80ショートカバー)+¥5,000
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1980(SL1.2030買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1870(SL1.1810売り)
豪ドル円売り  50,000  89.70(SL90.30買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆88.50(SL88.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り  50,000  112.80(SL113.30買い)
ドル円買い    50,000  110.80(SL110.20売り)
ユーロ円売り  50,000  134.80(SL135300買い)
ユーロ円買い  50,000  133.50(SL132.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.2050(SL1.2100買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1930
豪ドル円売り  50,000  89.50
豪ドル円買い  50,000  88.30(SL87.80売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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