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為替モーニング東京市場2022年4月1日

2022年04月01日
(コラム執筆時間:09時19分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円121.00~122.50
ユーロ円134.30~135.80
ユーロドル1.1000~1.1150
豪ドル円90.50~92.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

目先の関心は本日発表される3月の米雇用統計に注がれているが、労働市場のひっ迫感がある関係上、非農業部門雇用者数(NFP)は49万人増、失業率は3.7%への低下が見込まれている。一方、金利正常化を踏まえた次回FOMCでの0.5%利上げが既に織り込まれているため、米債券利回り動向、そして為替相場への影響は限定的との見方も少なくない。そんな中、ウクライナ情勢は依然として混沌としている。ウクライナ側はロシアとの停戦協議を再開と述べているが、進展は期待薄との見方が支配的になっている。さらにロシアのプーチン大統領は、既存の天然ガス契約をルーブルでの支払いを条件とし、従わない場合には契約を停止する旨を発表したことで、再びユーロの圧迫材料になっている。とは言え、地に落ちたルーブルを買うリスクがより高いだけに、相場への影響は一時的との見方が強い。これらの現象は西側諸国のロシアに対する経済制裁の効果が如実に表れ始めているとも解釈できるが、同時に、ウクライナの侵攻もままならないだけに、プーチン大統領は背水の陣に近いとも受け取られても何ら不思議ではないだろう。引き続き米金利の動向に注視し、直近のレンジ幅重視で対応することが得策であろう。

一方、ドル円は125円台から下落基調を強めている。121円台半ば前後で落ち着きを取り戻しつつあるが、米金利先高観測がある関係上、さらなる下値トライには慎重にならざるを得ない。引き続きレンジ幅をドル円121.00~122.50円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢を背景に上値の重い展開は否めないが、相対的には割安感や悪材料出尽くし感を踏まえた、買い戻しも随所に散見されるなど、過度なユーロ安期待は自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1000~1.1150を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、121円前後から押し目買いを勧めると共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.10前後から押し目買いと共に、1.11台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円122円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、121円台半ば割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、今晩の米雇用統計を見極めたいとの思惑もあり、引き続き直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.12前後からナンピン売りと共に、1.10前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円121円前後ではロング、122円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は134円台前半から押し目買いと共に、135円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は90円台半ば前後から押し目買いと共に、92円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円120.75123.10
ユーロ円133.80136.00
ユーロドル1.09501.1180
豪ドル円90.0092.35

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆121.30(SL121.00売り)
ユーロ円ロング50,000☆134.80(SL134.30売り)
豪ドル円ロング50,000☆90.80(SL90.50売り)
2022年3月収支結果 マイナス -¥442,000
通貨プラスマイナス前日
ドル円-¥155,000
ユーロ円-¥240,000+¥50,000
ユーロドル+¥108,000(+ドル800)
豪ドル円-¥155,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△136.50(135.50ロングカバー)+¥50,000
豪ドル円売り50,000★△92.00(91.70ロングカバー)+¥15,000
豪ドル円買い50,000☆90.80(SL90.20売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000122.80(SL123.30買い)
ドル円買い50,000☆121.30(SL120.80売り)
ユーロ円売り50,000136.20(SL136.80買い)
ユーロ円買い50,000☆134.80(SL134.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1220(SL1.1280買い)
ユーロドル買い50,0001.1050(SL1.0980売り)
豪ドル円売り50,00091.70
豪ドル円買い50,00090.30(SL89.70売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000122.30
ドル円買い50,000121.00(SL120.50売り)
ユーロ円売り50,000135.50
ユーロ円買い50,000134.30(SL133.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1150(SL1.1200買い)
ユーロドル買い50,0001.1000(SL1.0950売り)
豪ドル円売り50,00091.70
豪ドル円買い50,00090.50(SL90.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
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