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為替モーニング東京市場2020年4月16日

2020年04月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.80~108.30
ユーロ円116.50~118.00
ユーロドル1.0830~1.0980
豪ドル円67.30~68.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型コロナウィルスによる感染拡大に収束感がない中、米地区連銀報告(ベージュブック)では米経済は急激かつ突如に萎縮しており、企業の見通しはかなり不透明と指摘したほか、大半が今後数ヵ月の間に状況が悪化すると見込んでいる。昨日発表された米3月小売売上高やニューヨーク連銀製造業景気指数(4月)も大幅に悪化しており、今後も米経済指標の悪化が続出する可能性が大である。その中、NYダウは前日比445ドル安になるなど、連日のように乱高下を繰り返しているが、過剰流動性資金が株式市場から債券市場に流入するなど、リスク回避の動きに振り回されている。ただ、米国のみならず、他の主要国の経済指標も軒並み悪化しており、ドル売り一辺倒とは言い切れない側面があり、相場の難易度を更に深めている以上、引き続き相場が大きく動意づいてからの逆張りが賢明であろう。

一方、ドル円は軟調な株価気配や日米金利差縮小、そして、リスク回避の動きも手伝い上値重い展開を強いられている。ただ、利益確定買いや実需買いもドル円106円台では随所に散見されており、引き続きレンジ幅ドル円106.80~108.30円を重視し、同レベルからナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは感染拡大のペースは鈍化しつつあるものの、都市封鎖の延長などもあり、収束の兆しには程遠い状態であり、引き続き戻り売り優先の展開を余儀なくされている。ただ、ドルを取り巻く環境も同様であり、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にあるだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.0830~1.0980を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円割れから押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.08台半ば前後から押し目買いと共に、1.1100前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円台半ば前後を中心に、ドル円107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.1000前後からナンピン売りと共に、1.08台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円割れではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は117円割れから押し目買いと共に、118円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは67円台半ば割れから押し目買いと共に、68円台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.30108.85
ユーロ円116.20118.70
ユーロドル1.07901.1020
豪ドル円66.7569.25

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆107.80(SL106.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.0860(SL1.0840売り)
2020年4月収支経過(01~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥60,000
ユーロ円-¥5,000
ユーロドル-¥17,600(-$150)+$250
豪ドル円+¥50,000+¥10,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円買い50,000★△68.20(68.40ショートカバー)+¥10,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000108.00
ドル円買い50,000106.80(SL106.30売り)
ユーロ円売り50,000118.10(SL118.60買い)
ユーロ円買い50,000116.70(SL116.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1000(SL1.1050買い)
ユーロドル買い50,000★△1.0930(1.0980ショートカバー)+$250
ユーロドル買い50,000☆1.0860(SL1.0810売り)
豪ドル円売り50.00068.80(SL69.30買い)
豪ドル円買い50,00067.40(SL66.90売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.10
ドル円買い50,000106.80(SL106.30売り)
ユーロ円売り50,000118.10(SL118.70買い)
ユーロ円買い50,000116.70(SL116.20売り)
ユーロドル売り50,0001.0940
ユーロドル買い50,0001.0840(SL1.0790売り)
豪ドル円売り50.00068.70(SL69.20買い)
豪ドル円買い50,00067.40(SL66.90売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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