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為替モーニング東京市場2022年6月27日

2022年06月27日
(コラム執筆時間:08時06分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円134.30~135.80
ユーロ円141.80~143.30
ユーロドル1.0480~1.0630
豪ドル円93.30~94.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国の景気後退入り懸念が強まる中、NYダウは約1年5カ月ぶりに節目となる3万ドルの大台を割り込むなど警戒感を強めていたが、米債券利回りの低下を好感すると共に、売られ過ぎ感による買い戻しも手伝って、前日比823ドル高と大幅に反発している。一部では従来の利上げサイクルをFRBが早期に終了する可能性が指摘されており、ドルロングを一旦手仕舞う動きが加速することも考慮しなければならない。当面、ドルのさらなる上昇局面ではドル売りに転じることも一考であろう。反面、マーケットは潜在的な日米金利差拡大を重視しており、また、ロシアによるウクライナ侵攻に対する地政学的リスク、そして、中国経済の後退懸念などの悪材料が絶え間ないだけに、世界の基軸通貨である米ドルに対する依存体質は揺るぎのないものがある。ただ、ドルロングが既に高水準に位置しているだけに、引き続き米金利動向を睨みながら売買を模索することが賢明であろう。

一方、ドル円は再び135円台を回復するなど底堅さを取り戻しつつあるが、米債券利回りの伸び悩みもあり、拙速的に買い上がる雰囲気はない。引き続き神経質な展開が予想されるが、直近のレンジ幅ドル円134.30~135.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは、米ドル主導ではあるが、1.05台半ば前後で試行錯誤が続いており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0480~1.0630を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、134円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、135円台後半からナンピン売りで対応することを勧める。一方、ユーロドルは1.05割れから押し目買いと共に、1.06台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円135円台半ば前後から136円前後まで断続的に売りが散見されている模様。一方、輸入企業は134円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ECBの利上げ観測はあるが、材料としては織り込み済みであり、調整色を一層強めている。現状ではユーロドル1.05割れから押し目買いと共に、1.06台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円134円台半ば割れではロング、135円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は142円割れから押し目買いと共に、143円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は93円台前半から押し目買いと共に、94円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円134.00136.30
ユーロ円141.50143.85
ユーロドル1.04401.0675
豪ドル円92.7095.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2022年6月収支経過(01~24日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥330,000-¥35,000
ユーロ円-¥220,000+¥50,000
ユーロドル+¥106,700(+ドル750)
豪ドル円+¥40,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000135.50
ドル円買い50,000134.30(SL133.80売り)
ユーロ円売り50,000143.00(SL143.60買い)
ユーロ円売り50,000★△142.50(SL141.50ロングカバー)+¥50,000
ユーロ円買い50,000141.70(SL141.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0600(SL1.0660買い)
ユーロドル買い50,0001.0470(SL1.0410売り)
豪ドル円売り50,000☆94.00(SL94.60買い)
豪ドル円買い50,00092.70(SL92.10売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000135.70
ドル円買い50,000134.30(SL133.80売り)
ユーロ円売り50,000143.30(SL144.00買い)
ユーロ円買い50,000141.80(SL141.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0620(SL1.0680買い)
ユーロドル買い50,0001.0480(SL1.0420売り)
豪ドル円売り50,00094.70(SL95.30買い)
豪ドル円買い50,00093.40
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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