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為替イブ二ング海外市場2017年1月23日

2017年01月23日

※最新情報(為替モー二ング東京市場2017年1月24日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.50
ユーロ円    121.00~122.80
ユーロドル   1.0630~1.0800
豪ドル円    85.00~86.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

トランプ米大統領の就任演説は概ね無難に通過したとは言え、TPP離脱や北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉など保護主義政策を露呈した内容であり、市場では遅かれ早かれドル高けん制の動きに転じるとの憶測などを踏まえ、ドル円は113円台半ば割れまで下落基調を強めている。
その中、日経平均株価は円高を嫌気する格好で前日比246円安と再び19,000円割れへト軟調気配を見せ始めるなど、株、為替、そして、債券市場はトランプラリーに翻弄され過ぎたきらいは否めない。
その中、米国内のみならず、世界各国でも反トランプ体制が更に強まる可能性があり、トランプ暴走劇は終焉が近付いていると言っても過言ではないのかもしれない。

一方、ドル円は利食いと損切りが相混じる中、米金利先高観測は根強いものの、米長期金利も低下傾向を示したことからドルロングを解消する動きが早まり、ドル円の戻りは鈍くなっている。
ただ、今後はトランプ新政権下でのインフラ投資や大型減税などの具体的な経済政策が見込まれるだけに、拙速的なドル売りも慎重にならざるを得ず、引き続きレンジ幅を拡大し、相場の動きを待ってからの始動が賢明であろう。
今後、ドル高けん制の動きが表面化すれば、ドル円110円前後までの下落も視野に入れる必要性もあり、引き続き下値を模索する展開と見なした方が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長された格好で1.07台半ば近辺まで買い戻されている。
ただ、ユーロショートの巻き戻しの一巡や米金利差との縮小も限定的になっており、更なる上昇局面では一旦清算局面と見なした方が無難であり、当面、レンジ幅1.0650~1.0800まで拡大し、相場の動意を待ってからの始動が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は引き続き戻り売りを優先し、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りを勧めると共に、112円台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に引き続き戻り売りを優先し、1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株安を嫌気して、上値限定と判断しているが、輸出企業はドル円114円台半ば前後を中心に、114円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は113円台半ば前後から随時実施しており、現状では、112円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.07台半ば前後からナンピン売りを実施しており、現状では1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば前後ではロング、114円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は121円前後から押し目買いと共に、123円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円台半ば以上からナンピン売りを勧めると共に、85円前後から押し目買いで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.40   114.85
ユーロ円     120.55   123.25
ユーロドル    1.0585   1.0840
豪ドル円     84.60    87.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年1月収支経過(04~23日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥165,000      +¥55,000
ユーロ円   +¥100,000      
ユーロドル  +¥97,800(+$800) 
豪ドル円   +¥50,000       +¥50,000

現在のポジションと決済指値

ユーロドルショート50,000 ☆1.0750(SL1.0810買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  115.30(S;L116.00買い)
ドル円買い   50,000☆△113.90(115.00ショートカバー)+¥55,000
ユーロ円売り  50,000  123.10(SL123.80買い)
ユーロ円買い  50,000  121.50(SL 120.80売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.0750(SL1.0810買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0580(SL1.0510売り)
豪ドル円売り  50,000  87.30(SL88.00買い)
豪ドル円買い  50,000☆△86.00(87.00ショートカバー)+¥。

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  114.50(S;L115.10買い)
ドル円買い   50,000  112.70(SL112.00売り)
ユーロ円売り  50,000  122.70(SL123.40買い)
ユーロ円買い  50,000  121.10(SL 120.40売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0800(SL1.0870買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0650
豪ドル円売り  50,000  86.60(SL87.30買い)
豪ドル円買い  50,000  85.10(SL84.40売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
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武市のなぜなにFX 武市佳史

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