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為替イブニング海外市場2021年3月2日

2021年03月02日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.30~107.50
ユーロ円127.70~129.00
ユーロドル1.1950~1.2080
豪ドル円82.30~83.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された2月のISM製造業景況感指数が60.8と市場予想を上回り、約3年ぶりの高水準だったことが好感される中、VIX(恐怖)指数も急低下したことでリスク選好が強まり、米株式市場は大幅に反発に転じていたが、東京株式市場では前日比255円安と伸び悩むなど、3万円台に対する警戒感の表れとも解釈できる。また、昨日公表された米通商代表部の年次報告書によれば、バイデン政権の通商戦略は気候変動や社会的影響、国際協力などを優先事項に掲げているが、前大統領トランプ氏とは真逆な政権運営でもあるため、市場関係者も一抹の不安を隠せない情勢にある、拙速的にポジションを取りづらい段階に差し掛かっており、引き続き直近のレンジ幅を重視し、相場が動意づいてからの逆張り対応が賢明であろう。

一方、ドル円は107円台目前で試行錯誤が続いているが、米景況感の良さや株高志向、そして、日米金利差を背景に、ドル円107円台は時間の問題であろう。ただ、更なる上昇局面では実需や利益確定売りが散見されるなど、引き続きレンジ幅ドル円106.30~107.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは一時1.20割れになるなど、改めて上値の重さが意識されている。ただ、ドル円と同様に、更なる下落局面ではポジション解消買いも随所に散見されており、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1950~1.2080まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円106円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円107円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.19台半ば前後から押し目買いと共に、1.21前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円107円台を視野に、同レベルからナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円106円前後を中心に、106円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.20割れでは、一旦、利益確定買いを実施しているが、引き続き戻り売りを優先し、現状ではユーロドル1.21前後からナンピン売りと共に、1.19台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円106円台前半はロング、107円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円割れから押し目買いと共に、129円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.75107.90
ユーロ円127.35129.55
ユーロドル1.19101.2130
豪ドル円81.8584.05

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.70(SL127.80売り)
ユーロドルロング50,000☆1.2070(SL1.1970売り)
2021年3月収支経過(01~02日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル
豪ドル円+¥15,000+¥15,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50.000☆82.70(SL83.20買い)
前日の売買&予定 海外市場
豪ドル円売り50.000☆83.00(SL83.50買い)
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000107.20(SL107.70買い)
ドル円買い50,000106.30(SL105.80売り)
ユーロ円売り50,000129.00
ユーロ円買い50,000128.00(SL127.60売り)
ユーロドル売り50,0001.2100
ユーロドル買い50,0001.1990(SL1.1940売り)
豪ドル円売り50,00083.50(SL84.00買い)
豪ドル円買い100,000☆△82.70(83.00&82.70ショートカバー)+¥15,000
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000107.40(SL107.90買い)
ドル円買い50,000106.30(SL105.80売り)
ユーロ円売り50,000129.00
ユーロ円買い50,000127.80(SL127.30売り)
ユーロドル売り50,0001.2080
ユーロドル買い50,0001.1970(SL1.1920売り)
豪ドル円売り50,00083.50(SL84.00買い)
豪ドル円買い100,00082.30(SL81.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会