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為替モーニング東京市場2022年1月24日

2022年01月24日
(コラム執筆時間:08時10分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.00~114.20
ユーロ円128.30~129.50
ユーロドル1.1280~1.1400
豪ドル円81.00~82.20
相場状況の振り返りと今後の展開予想

今週は26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の動向に関心が集まる中、市場ではFRBが3月の利上げを示唆し、そして、金利正常化に向けた複数回の追加利上げまで声明を発するほどのタカ派姿勢を堅持できるかであろうが、市場にはコロナウィルスの感染拡大やウクライナ情勢の緊迫化なども加わり、米国株式市場ではNYダウが前日比450ドル安と下落基調を強めているだけに、あくまでも緩やかなペースでの金融引き締め策に留まるとの公算も捨てきれない外部環境にある。とは言え、FRBとしては、インフレ抑制のためには金利正常化に向けて舵を切らなければならないのが実状であり、ある意味では正念場を迎えていると言っても過言ではないのかもしれない。ただ、FRBが少しでも弱気姿勢を見せれば、ドルロングの手仕舞いが加速する可能性もあるだけに、ドルの戻り売りに重点を置いた戦略性が求められる。

一方、ドル円は米金利の先高観測を織り込んでおり、更にドルを買い上がる雰囲気は失せつつあるが、依然として、潜在的な日米金利差拡大を見越して、拙速的な下値トライは慎重にならざるを得ない。当面、FOMCの結果を見極めるまでは、レンジ幅をドル円113.00~114.20円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で待機策が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開に変わりはないが、日欧ともにFRBの利上げに追従する気配が全くないだけに、戻りの鈍さに繋がっている。ただ、ユーロドル1.13前後では利食いや割安感の買いが散見されており、下値も限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1280~1.1400を重視し、同レベル前後からのナンピン売買で待機することが得策であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円前後から押し目買いと共に、114円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13割れから押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円114円台半ば前後を視野に、114円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は113円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先しているが、FOMCの結果待ちの段階であり、調整主導の展開を余儀なくされている。現状ではレンジ幅を若干拡大し、ユーロドル1.13割れから押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、114円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円112.70114.80
ユーロ円127.90130.10
ユーロドル1.12401.1450
豪ドル円80.5082.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆113.70(SL113.10売り)
ユーロ円ロング50,000☆129.20(SL128.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1350(SL1.1280売り)
豪ドル円ロング50,000☆81.50(SL81.00売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ロング50,000☆▼81.80(SL81.50売り)-¥15,000
2022年1月収支経過(04~24日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥5,000
ユーロ円-¥10,000
ユーロドル+¥19,500(+$150)
豪ドル円-¥60,000-¥15,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆113.70(SL113.30売り)
豪ドル円買い50,000☆81.80(SL81.30売り)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000114.20
ドル円買い50,000113.10(SL113.30売り)
ユーロ円売り50,000129.50
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1370
ユーロドル買い50,0001.1280(SL1.1230売り)
豪ドル円売り50,00082.50
豪ドル円買い50,000☆81.50(SL81.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.00
ドル円買い50,000113.10(SL113.60売り)
ユーロ円売り50,000129.50
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1400
ユーロドル買い50,0001.1280(SL1.1230売り)
豪ドル円売り50,00082.00
豪ドル円買い50,00081.00(SL80.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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