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為替モーニング東京市場2021年12月23日

2021年12月23日
(コラム執筆時間:09時08分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.50~114.50
ユーロ円128.70~129.70
ユーロドル1.1280~1.1380
豪ドル円81.80~82.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場はクリスマス休暇や年末に向けたポジション調整主導の展開が否めないが、オミクロン変異株感染が拡大する中、米7-9月期GDP確定値の上方修正、11月中古住宅販売件数の増加、そして、12月調査の米消費者信頼感指数が7月以来の高水準になるなど、インフレ懸念は顕在化しつつあるが、相対的にリスク回避の動きがやや弱まると同時に、米債券利回りも低下傾向にあり、拙速的にドルを買い戻す動きは一服している。その中、NYダウは前日比261ドル高と改めて米景況感の良さが意識されているが、反面、潜在的な地政学リスクの解消には程遠い状況にあり、探り探りの相場展開にならざるを得ず、引き続き直近のレンジ幅の中での攻防と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円はドル円114円台を維持しているが、相変わらず、ドル円114円台半ば前後から実需売りと調整売りが散見されており、拙速的な上値トライには慎重になっている。相対的には米金利動向に振られやすい展開であるが、引き続きレンジ幅ドル円113.50~114.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは、オミクロン株の感染拡大懸念が払しょくされたわけではないが、相対的にドルの調整売りに助長されながら、ユーロドル1.13台半ば近辺まで買い戻されている。とは言え、更なる買い材料が乏しいだけに、過度なユーロ高は描きづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1280~1.1380を重視し、同レベル前後からナンピン少ない売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円台半ば前後から押し目買いと共に、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.13割れから押し目買いと共に、1.14前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円113台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、底堅い展開を見せているが、相変わらず疑心暗鬼の状態にあり、ポジション縮小に重きを置いている。現状ではユーロドル1.12台後半から押し目買いと共に、ユ-ロドル1.13台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円113円台半ば前後ではロング、ドル円114円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円割れから押し目買いと共に、82円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.10115.10
ユーロ円128.15130.30
ユーロドル1.12201.1430
豪ドル円81.2083.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆114.20(SL114.70買い)
豪ドル円ショート50,000☆82.20(SL82.80買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆▼81.50(SL82.20買い)-¥35,000
2021年12月収支経過(01~23日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥120,000
ユーロ円+¥150,000+¥35,000
ユーロドル+¥161,500(+ドル1,250)+$250
豪ドル円-¥75,000-¥35,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△129.00(128.30ロングカバー)+¥35,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000114.80(SL115.20買い)
ドル円買い50,000113.80
ユーロ円売り50,000129.60(SL130.10買い)
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,000☆△1.1330(1.1280ロングカバー)+$250
ユーロドル買い50,0001.1230(SL1.1180売り)
豪ドル円売り50,000☆82.20(SL82.70買い)
豪ドル円買い50,00081.10
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.50(SL115.00買い)
ドル円買い50,000113.80
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.70(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1370(SL1.1420買い)
ユーロドル買い50,0001.1270(SL1.1220売り)
豪ドル円売り50,00082.80(SL83.30買い)
豪ドル円買い50,00081.80
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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