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為替モーニング東京市場2020年3月6日

2020年03月06日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.50~107.00
ユーロ円118.50~120.00
ユーロドル1.1150~1.1280
豪ドル円69.50~71.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国内でも新型ウィルス感染への拡大懸念が強まる中、昨日はカリフォルニア州でウィルス感染による死亡が初めて確認され、非常事態が宣言された事が嫌気され、市場はネガティブに反応している。米株式市場ではNYダウ平均が再び一時1,000ドル超下落、また、米国債利回りも軒並み低下する中、米10年債は一時0.9%割れになるなど危機感を強めている。コロナショックが中国経済の先行き不透明感を深めているが、米経済にも確実に押し寄せており、FRBよる更なる利下げ期待がドル売りを誘発している。その中、米上院は新型ウィルス対策で予想を上回る78億ドル相当の緊急歳出法案を可決するなど、トランプ政権としても再選に向けて株高維持が生命線である以上。背水の陣を敷かざるを得ないが、市場心理の冷え込みを踏まえて、もう一段のドル安を意識せざるを得ないだろう。

一方、ドル円は株価の急落や米金利の低下を背景に、一時ドル円106円割れになるなど警戒感を強めている。ストップロス先行相場と化しており、次なる節目ドル円105円割れも意識されるなど上値の重い展開は否めない。引き続きレンジ幅をドル円105.50~107.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに助長され1.12台をクリアーするなど底堅い展開を見せている。反面、消去法的に買われた側面も強く、高値掴みには要注意の段階にある。引き続きレンジ幅をユーロドル1.1150~1.1280まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円105円台半ば前後から押し目買いと共に、107円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11台半ば前後から押し目買いと共に、1.12台後半からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、不安定な株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円107円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企はドル円106円台では随時実施しており、現状では105円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ユーロドル1.12台ではナンピン売りを随時実施しており、現状では1.13前後に集約されている模様。一方、買いは1.11台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円105円台半ば前後ではロング、107円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は119円割れから押し目買いと共に、120円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは70円割れから押し目買いと共に、71円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円105.10107.40
ユーロ円118.10120.40
ユーロドル1.11101.1330
豪ドル円69.1571.45

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆119.30(SL118.70売り)
ユーロドルショート50,000☆1.1200(SL1.1270買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆▼107.00(SL106.50売り)-¥25,000
2020年3月収支経過 (02~06日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥60,000-¥50,000
ユーロ円-¥50,000
ユーロドル+¥35,900(+$300)
豪ドル円+¥60,000+¥20,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000☆107.00(SL106.50売り)
ユーロ円買い50,000☆119.30(SL118.80売り)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000107.70
ドル円買い50,000☆▼106.50(SL106.00売り)-¥25,000
ユーロ円売り50,000120.00
ユーロ円買い50,000118.80(SL118.30売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1200(SL1.1250買い)
ユーロドル買い50,0001.1100(SL1.1050売り)
豪ドル円売り50.00071.70(SL72.20買い)
豪ドル円買い50,000☆△70.70(71.10ショートカバー)+¥20,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.00(SL107.50買い)
ドル円買い50,000105.70(SL105.20売り)
ユーロ円売り50,000119.80
ユーロ円買い50,000118.70(SL118.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1270(SL1.1320買い)
ユーロドル買い50,0001.1170
豪ドル円売り50.00071.00(SL71.50買い)
豪ドル円買い50,00069.80(SL69.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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