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為替イブニング海外市場2022年2月3日

2022年02月03日
(コラム執筆時間:19時11分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円114.00~115.00
ユーロ円129.00~130.00
ユーロドル1.1250~1.1350
豪ドル円81.00~82.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は今晩の英中銀(BOE)およびECBの金融政策発表を前にして、様子見モードを強めている。現状では英中銀は前回の利上げに続いて今回も追加利上げを実施する見込みであるが、ポンド買いに弾みがつくには0.5%以上の利上げが必要であろう。ただ、既に織り込み済みとの見方があるため、加速的な上昇は見込みづらく、相場を動意づけるには力不足と言わざるを得ない。そして、ECBに関しても、米英に追従する格好で利上げの可能性も残されてはいるが、先にラガルドECB総裁は従来までのインフレが今後低下するとの見方を指摘しており、年内利上げの可能性は低いとの見方が支配的になっているなど、相対的に注目度は低いと言わざるを得ない。むしろ、市場の関心は明日の米雇用統計に集まっている。昨日発表された米ADP雇用統計の雇用者数が30.1万人減と、市場に相反する結果であり、本日の一連の米経済指標にも注視しなければならないが、経済指標に脆弱性があれば、米雇用統計の悪化を睨みながら、ドルロングの解消売りが早まる可能性もある。

一方、ドル円は114円台半ば前後でもみ合い相場が続いているが、115円台には届かず、改めて同レベルの上値の重さが意識されている。依然として、実需売買が114円前後と115円前後で散見されており、引き続きレンジ幅をドル円114.00~115.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルはユーロ独自の買い材料は皆無に等しいが、英中銀とECB理事会の結果待ちであり、基本的には相場が動意づいてからのナンピン売買に専念することが一考であろう。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1350を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、繰り返しなるが、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、114円前後から押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円115円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は114円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、ECBの結果待ちであり、調整色を強めているが、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円114円前後ではロング、115円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円割れから押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.70115.75
ユーロ円128.50130.55
ユーロドル1.11851.1390
豪ドル円80.5582.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ弗ショート50,000☆1.1300(SL1.1350買い)
豪ドル円ショート50,000☆81.70(SL82.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ弗ショート50,000★▼1.1230(SL1.1300買い)-ドル350
2022年2月収支経過(2/01~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円
ユーロドル-¥45,200(-$350)-$350
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.1300(SL1.1350買い)
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000114.80(SL115.20買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.50売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.70(SL128.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル売り50,0001.1250
豪ドル円売り50,00082.00(SL82.50買い)
豪ドル円買い50,00081.10
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000115.00(SL115.40買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.60売り)
ユーロ円売り50,000130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い50,000129.00(SL128.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル売り50,0001.1250
豪ドル円売り50,00082.00(SL82.50買い)
豪ドル円買い50,00081.10
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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