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為替モーニング東京市場2016年10月20日

2016年10月20日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年10月20日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     102.80~104.30
ユーロ円    112.80~114.30
ユーロドル   1.0930~1.1050
豪ドル円    79.30~80.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

相対的に手掛かり難の中、米株式相場は前日比40ドル高と続伸、米主要企業決算が市場予想を上回る結果や米エネルギー情報局の統計における原油在庫が予想外に520万バレル減少したことを受けて、原油価格は約1年3か月ぶりに一時52ドル近辺まで上昇、エネルギー関連株主導で底堅い展開を見せている。
その中、市場では年内の利上げ期待は高まってはいるが、あくまでも緩やかな利上げ観測であり、株式市場への影響は限定的との見方が株価の押し上げ材料になっている。
一方、本日はまもなく米大統領選挙に向けて最終のテレビ討論会が行われるが、クリントン氏勝利が確実視されている茶番劇のディベート状態とも言っても過言ではなく、ドルを拙速的に売り下がる外部環境ではないだけに、引き続きドル買い戻し優勢の展開と見なした方が一考であろう。

一方、ドル円は引き続き日米金利差拡大、そして、日経平均株価17,000円台への回復期待もあり、下値は限定的であるが、反面、市場にはドル円105円台の上値の重さや中国経済の減速懸念に配慮しながら、やや調整売りが先行している。
引き続き直近のレンジ幅ドル円103.00~104.50円重視で売買を模索することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはECB理事会を控えて、1.10前後で膠着度を強めている。
基本的な政策変更はないだろうが、依然として、戻り売り優勢の中、一部ではECBは量的緩和(QE)縮小を検討しているとの報道もあり、拙速的に下値を探る展開ではなく、引き続きユーロドル1.0900~1.1050のレンジ幅重視で売買を模索することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円前後から押し目買いと共に、104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に前述したレンジ幅を重視し、1.10台半ば前後からナンピン売りを勧めると共に、1.09台半ば割れから少なめの押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視しながら様子見スタンスを強めている。輸出企業は昨日同様に、ドル円104円台半ば前後を中心に104円台以上からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円103円前後から押し目買いで待機している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では引き続き戻り売りを優先しており、ユーロドル1.10台半ば前後からナンピン売りと共に、1.09台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円前後ではロング、104円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円115円前後からナンピン売りと共に、113円割れから押し目買いで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は79円台前半から押し目買いと共に、80円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      102.25   104.70
ユーロ円     112.30   114.70
ユーロドル    1.0860   1.1090
豪ドル円     78.70    81.15

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年10月収支経過(03~20日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円   -¥40,000        
ユーロ円  -¥20,000        -¥35,000
ユーロドル +¥28,800(+$250)
豪ドル円  +¥60,000        +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング  50,000 ☆103.80(SL102.80売り)
ドル円ロング  50,000 ☆103.50(SL102.80売り)
ユーロドルロング50,000 ☆1.1060(SL1.0930売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ロング 50,000☆▼114.20(SL113.50売り)-¥35,000


前日の売買 東京市場

ドル円買い   50,000 ☆103.50(SL102.80売り)
豪ドル円買い  50,000★△79.30(80.00ショートカバー)+¥35,000

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done
ドル円売り   100,000  104.00
ドル円買い   50,000  102.80(SL102.30売り)
ユーロ円売り  50,000  114.50
ユーロ円買い  50,000  113.00(SL112.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1050
ユーロドル買い 50,000  1.0930(SL1.0880売り)
豪ドル円売り  50,000  80.00(SL80.70買い)
豪ドル円買い  50,000  78.80(SL78.10売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   100,000  104.00
ドル円買い   50,000  102.80(SL102.30売り)
ユーロ円売り  50,000  114.30(SL115.00買い)
ユーロ円買い  50,000  113.00(SL112.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1050
ユーロドル買い 50,000  1.0930(SL1.0880売り)
豪ドル円売り  50,000  80.50(SL81.20買い)
豪ドル円買い  50,000  79.00(SL78.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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