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為替モーニング東京市場2017年5月15日

2017年05月15日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年5月15日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~114.00
ユーロ円    123.00~124.50
ユーロドル   1.0850~1.1000
豪ドル円    83.00~84.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

イタリア開かれたG7中央銀行総裁会議はサイバー犯罪に対する連携強化や通貨安競争の回避などを盛り込んだ共同声明を採択したが、問題視された貿易不均衡には触れておらず、競争力のために為替レートを目標にしないことを改めて確認する旨にとどまっている。
相対的には前回3月のG7を踏襲した格好であり、相場への影響は限定的との見方が支配的になっている。
その中、昨日北朝鮮が再び新型弾道ミサイルを発射したことを受けて、市場には再び地政学的リスクが問われている。
北朝鮮に対して融和的な韓国新大統領誕生した事から何らかの打開策に繋がるとの期待感もあったが、今後の関心は米国や中国の対応に絞られた感が強く、市場自体は増々混迷を極めている。

一方、ドル円は米債券利回りの低下を嫌気する格好で上値の重さが意識される中、エバンス・シカゴ連銀総裁がインフレ圧力は依然としてFOMC目標を下回っており、年内の利上げはあと1回か2回が適切とややトーンダウンしていることもドル売りを誘引しているが、地政学的リスクへの警戒感から米債券利回りの更なる低下、そして、リスク回避の円買い志向を背景に上値の重い展開になりつつあり、戻り売り優先で臨むことが賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.09ドル台を回復してはいるが、米債券利回りの低下に助長された側面があり、再び節目である1.100台に向けた展開になるかは疑問視されている。
一部報道ではECBは出口戦略を検討しており、早ければ秋にはその計画を提示し、2018年末からは必要に応じて政策金利を引き上げるとも報じられているが、米金利差とのギャップを埋めるには至らず、過剰期待は禁物であろう。

●戦略的には、ドル円は上値の重い展開が予想されるが、ドル円114円前後からナンピン売りを勧めると共に、113円割れから押し目買いで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.09台後半からナンピン売りと共に、1.08台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円114円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業は113円割れを視野に、112円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.100前後意識しながら、同レベルからナンピン売り姿勢を強めている模様。
一方、買いは1.08台半ば前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば前後ではロング、114円前後ではショートをイメージ前後し、ユーロ円は123円前後から押し目買いと共に、124円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は83円前後から押し目買いと共に、84円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     112.20   114.55
ユーロ円    122.50   124.90
ユーロドル   1.0815   1.1050
豪ドル円    82.50    84.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年5月収支経過(01~12日)
通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    -¥80,000        +¥30,000
ユーロ円   -¥45,000        
ユーロドル  -¥31,000(-$250)   
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ロング 50,000 ☆123.50(SL123.00売り)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.0930(SL1.1000買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000  114.30(SL115.00買い)
ドル円買い    50,000  113.00(SL112.70売り)
ユーロ円売り  50,000  124.00
ユーロ円買い  50,000  123.00(SL122.30売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.0930(SL1.1000買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0810(SL1.0750売り)
豪ドル円売り  50,000  84.50(SL85.10買い)
豪ドル円買い  50,000  83.30(SL82.70売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  114.00(SL114.50買い)
ドル円買い    50,000  112.70(SL112.20売り)
ユーロ円売り  50,000  124.30
ユーロ円買い  50,000  123.00(SL122.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1000(SL1.1050買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0870
豪ドル円売り  50,000  84.40(SL85.10買い)
豪ドル円買い  50,000  83.10(SL82.50売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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