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為替モーニング東京市場2022年1月31日

2022年01月31日
(コラム執筆時間:07時45分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円114.80~115.80
ユーロ円128.00~129.00
ユーロドル1.1100~1.1200
豪ドル円80.30~81.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

今週は北京冬季五輪が開幕される予定ではあるが、コロナウィルスの感染拡大を背景に盛り上がりに欠ける大会と予想されている。一方、市場では豪中銀政策金利、ECB政策金利、英中銀政策金利、そして、米国の雇用統計などイベントが目白押しであるが、FOMCと同様に、各中銀が利上げに追従できるかはかなり懐疑的であり、依然として、ドル買戻し志向が優先されやすい相場環境にある。反面、チャート分析上やドル指数においては、米ドルが買われ過ぎの段階にあるだけに、ドルの更なる上昇局面では一旦清算入りも一考であろう。いずれにしても、売買材料が多様化する中、投資心理の脆弱性もあり、また各中銀の結果次第で一喜一憂する展開も見込まれるだけに、当面、株価動向、米債券利回りの動向、そして、原油価格の推移などを見極めてからの始動にならざるを得ないだろう。

一方、ドル円は日米金利差拡大を背景に底堅い展開は否めないが、FRBの金利正常化を織り込んでいることもあり、更に買い上がる雰囲気はやや後退している。また、実需売買や利益確定売買が随所に控えているだけに、引き続きレンジ幅ドル円114.80~115.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは、特筆すべき買い材料がない中、戻り売りが優先されているが、ユーロドル1.11割れでは割安感の買いも手伝い、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1100~1.1200を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、115円割れから押し目買いと共に、115円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.11前後から押し目買いと共に、1.12前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は116円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は115円割れを視野に、同レベル前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先する中、現状では直近のレンジ幅を重視し、ユーロドル1.11前後から押し目買いと共に、1.12前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円115円割れではロング、115円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に、129円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は80円前後から押し目買いと共に、81円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円114.20116.20
ユーロ円127.30129.50
ユーロドル1.10501.1250
豪ドル円79.5081.60

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆115.30(SL115.80買い)
ユーロ円ロング50,000☆129.20(SL128.00売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1150(SL1.1100売り)
豪ドル円ロング100,000☆81.00(SL80.00売り)
2022年1月収支経過(04~31日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥20,000
ユーロ円-¥10,000
ユーロドル-¥109,400(-$850)
豪ドル円-¥60,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000116.00(SL116.40買い)
ドル円買い50,000115.00
ユーロ円売り50,000129.20
ユーロ円買い50,000128.20(SL127.70売り)
ユーロドル売り50,0001.1200
ユーロドル買い50,0001.1080(SL1.1030売り)
豪ドル円売り100,00081.50
豪ドル円買い50,00080.30(SL79.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000115.80(SL116.20買い)
ドル円買い50,000114.80
ユーロ円売り50,000129.00
ユーロ円買い50,000128.00(SL127.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1200
ユーロドル買い50,0001.1100(SL1.1050売り)
豪ドル円売り100,00081.00
豪ドル円買い50,00080.00(SL79.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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