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為替モーニング東京市場2022年4月8日

2022年04月08日
(コラム執筆時間:09時10分)

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円123.20~124.50
ユーロ円134.20~135.50
ユーロドル1.0830~1.0960
豪ドル円92.20~93.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先のFOMC議事録要旨では、0.50%の利上げとバランスシートを月950億ドルずつ縮小させる計画を示唆した。このため次回5月FOMCから縮小を始める可能性が高く、相対的にドルを買い戻す機運が高まっている。ただ、市場はウクライナ情勢に対する危機感が常態化しており、そして、新型コロナウィルスの感染拡大も重なっている。景気下振れリスクを考慮すれば、積極的にポジションを取り切れない側面があるのは否めない。また、FOMCが描いている金融引き締め策がインフレ抑制に直結するかも疑問視されるなど、市場心理としては、売買材料が多様化する中、安易に焦点が絞り切れない状態に置かれている。引き続き直近のレンジ幅を重視し、逆張り志向で対応することも一考であろう。

一方、ドル円は米債券利回りの上昇も手伝い、依然として、底堅い展開ではあるが、124円前後でもみ合い相場の様相を呈している。ただ、節目である125円台を目指すほどの勢いはなく、適宜な利益確定売りを踏まえた、戻り売りが優勢になっている。引き続きレンジ幅ドル円123.30~124.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機することが一考であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢に対する不確実性があり、ECB内でも金融引き締め策を論じる声も少なくないが、反面、時期尚早との見解もあり、安易にどちらにも仕掛けづらい外部環境にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0830~1.0960を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、123円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、124円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.08台半ば割れから押し目買いと共に、1.09台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円124円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、123円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.10前後を中心に、1.09台半ば以上からナンピン売りと共に、1.08台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円123台前半ではロング、124円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は134円台前半から押し目買いと共に、135円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は92円前後から押し目買いと共に、93円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円123.00125.10
ユーロ円133.70135.90
ユーロドル1.07551.0985
豪ドル円91.7593.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆123.50(SL124.50買い)
ユーロ円ショート50,000☆135.40(SL135.50買い)
ユーロドルロング50,000☆1.0910(SL1.0830売り)
豪ドル円ロング50,000☆93.20(SL92.20売り)
2022年4月収支経過(01~08日)
通貨プラスマイナス前日
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥60,000
ユーロドル-¥40,500(-$300)
豪ドル円-¥10,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000124.50(SL125.00買い)
ドル円買い50,000123.20
ユーロ円売り50,000☆135.40(SL135.90買い)
ユーロ円買い50,000134.20(SL133.70売り)
ユーロドル売り50,0001.0970
ユーロドル買い50,0001.0830(SL1.0780売り)
豪ドル円売り50,00093.30
豪ドル円買い50,00091.80(SL91.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000124.50(SL125.00買い)
ドル円買い50,000123.30
ユーロ円売り50,000135.50(SL136.00買い)
ユーロ円買い50,000134.50
ユーロドル売り50,0001.0960
ユーロドル買い50,0001.0830(SL1.0780売り)
豪ドル円売り50,00093.40
豪ドル円買い50,00092.20(SL91.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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