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為替モーニング東京市場2021年7月16日

2021年07月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.50
ユーロ円129.30~130.30
ユーロドル1.1770~1.1870
豪ドル円81.00~82.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先のパウエルFRB議長の下院での議会証言に続き、昨日も上院で同議長が発言しているが、前日同様に資産購入ペース縮小の開始にはまだ道のりがあると述べていたほか、インフレが一時的か持続的かを監視、暫定的なインフレ上昇に対応するのは理に適わないと述べ、そして、雇用情勢が依然としてパンデミック前の水準から大きく乖離していることもあり、相対的に慎重姿勢を強調している。その中、米10年債利回りが一時1.3%を割れ込み、ドルの調整売りがやや優勢になっている。ただ、米景況感の改善が続く中、デルタ株の感染拡大懸念、米中対立構造などのリスク回避のドル買いニーズは健在であり、過度なドル安期待は自重局面にある。もう一段のドル安局面では買い戻しに転じることが得策であろう。

一方、ドル円は米債券利回りの低下が嫌気される中、再び110円割れで推移しているが、本日の日銀決定会合では政策変更がないことが確実視されおり、また、東京で4回目の緊急事態宣言が出されたことも手伝い、拙速的に円を買い戻す雰囲気には至っていない。引き続きレンジ幅ドル円109.50~110.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.18台はサポートされてはいるが、米金利の低下やポンド安が相混じり、同レベル前後で試行錯誤の状態にある。いずれにしても、米ドル主導の展開には変わりがなく、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1770~1.1870を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買い共に、110円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.18割れから押し目買いと共に、1.18台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持する中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業も同様に、ドル円109円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.18台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、買いは1.18割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台前半から押し目買いと共に、130円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは81円前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.80110.85
ユーロ円128.55130.75
ユーロドル1.17101.1925
豪ドル円80.5082.60

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆110.00(SL109.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1800(SL1.1770売り)
豪ドル円ロング50,000☆81.70(SL81.00売り)
2021年7月収支経過(01~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円+¥10,000
ユーロドル+¥45,400(+ドル350)
豪ドル円-¥35,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000110.40
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り50,000130.50(SL131.00買い)
ユーロ円買い50,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1870
ユーロドル買い50,0001.1780(SL1.1730売り)
豪ドル円売り50,00082.50(SL83.00買い)
豪ドル円買い50,000☆81.70(SL81.20売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.30
ドル円買い50,000109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り50,000130.20(SL130.70買い)
ユーロ円買い50,000129.30(SL128.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1850
ユーロドル買い50,0001.1770(SL1.1720売り)
豪ドル円売り50,00082.00
豪ドル円買い50,00081.00(SL80.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会