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為替モーニング東京市場2021年9月29日

2021年09月29日
(コラム執筆時間:09時11分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.80~112.00
ユーロ円129.80~131.00
ユーロドル1.1650~1.1770
豪ドル円80.30~81.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米10年債利回りは一時1.56%台まで上昇しており、ドル相場を後押ししているが、イエレン米財務長官が債務上限を引き上げなければ、ドルの信頼が失われるとした上、財務省は10月18日前後に手元資金が枯渇すると警告、そして、パウエルFRB議長は最大雇用には長い道のりであり、FRBは資産購入ペース縮小を試す局面にあり、利上げのハードルは高い旨を指摘している。その中、米国株式市場では中国大手不動産の恒大集団の債務不履行への警戒感が重なり、前日比569ドル安と大幅に下落するなど予断を許せない状況にある。そして、本邦で自民党総裁選挙が実施されるが、決選投票が確実視される中、有力視されている河野太郎氏に次いで、誰が第2位を確保できるかに関心が集まっている。とは言え、衆議院選挙で勝利するに、評判を落としている河野氏では戦えないとの見解も少なくなく、株価同様に波乱含みの総裁選びになる公算が高く、高市氏か岸田氏のどちらかになる可能性が高いだろう。

一方、ドル円は米金利の上昇を背景に底堅い展開が予想されるが、FOMCのメンバーではインフレは一時的な現象との見解も少なくなく、加速的な上昇に繋がる可能性は低い。また、ドル高けん制の動きにも配慮しなければならず、引き続きレンジ幅ドル円110.80~112.00円まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはポンド安も手伝い、1.16台で推移しており、下値をお策しているが、反面、年初来安値圏でもあり、拙速的な下値トライには慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1650~1.1770を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的にはドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円割れから押し目買いと共に、112円前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば前後から押し目買いと共に、1.17台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、総裁選を睨みながら、様子見スタンスを維持しているが、輸出企業はドル円111円台半ば前後から随時実施しており、現状ではドル円112円前後に集約されている模様。一方、輸入企業はドル円111円割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、現状ではユーロドル1.17台半ば以上からナンピン売りと共に、1.16台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円割れではロング、ドル円112円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は130円割れから押し目買いと共に、131円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円台半ば割れから押し目買いと共に、81円半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円110.45112.55
ユーロ円129.20131.45
ユーロドル1.15801.1795
豪ドル円79.7081.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆111.30(SL111.90買い)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(SL1.1650売り)
ユーロ$ロング50,000☆1.1730(SL1.1650売り)
豪ドル円ショート50,000☆81.20(SL81.30買い)
2021年9月収支経過(01~29日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥95,000
ユーロ円+¥65,000
ユーロドル-¥13,000(-$100)
豪ドル円+¥15,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000☆111.30(SL111.80買い)
豪ドル円売り50,000☆81.20(SL81.70買い)
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000111.70(SL112.10買い)
ドル円買い50,000110.80
ユーロ円売り50,000130.50(SL131.00買い)
ユーロ円買い50,000129.50(SL129.00売り)
ユーロドル売り100,0001.1750
ユーロドル買い50,0001.1650(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,00081.30(SL81.80買い)
豪ドル円買い50,00080.30
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000111.90(SL112.30買い)
ドル円買い50,000111.00
ユーロ円売り50,000130.80(SL131.30買い)
ユーロ円買い50,000129.70(SL129.20売り)
ユーロドル売り100,0001.1750
ユーロドル買い50,0001.1650(SL1.1620売り)
豪ドル円売り50,00081.30(SL81.80買い)
豪ドル円買い50,00080.40
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会