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為替モーニング東京市場2020年5月15日

2020年05月15日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.70~108.00
ユーロ円115.50~116.80
ユーロドル1.0750~1.0880
豪ドル円68.80~70.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米中の対立構造が激化する中、トランプ大統領が今は強いドルを持つのに素晴らしい時期と述べ、相対的にドルを買い戻す動きが強まっている。同大統領としては、これまでは貿易赤字拡大を背景にドル高けん制の意向を示していたが、新型コロナショックにより、米経済の急減速、雇用情勢も最悪事態に陥っており、また、習近平国家主席といまは話をしたくないと述べた上、中国と完全に断交することも辞さないとまで暗示するなど、やや非現実的な見解ではあるが、中国に対しては一歩たりとも譲らない姿勢を見せ始めており、市場自体の混迷度を更に深めていると言わざるを得ない。

一方、ドル円はNYダウ平均株価が前日比377ドル高と持ち直す中、トランプ大統領のドル高容認発言を受けて、ドル円107円前後で底堅い展開を見せている。ただ、米国の新規失業保険申請件数は298.1万件と未だに高水準であり、この8週間で3,600万件と雇用者数の5分の一が失業した結果を見る限り、拙速的にドルを買い上がる雰囲気は希薄になっている。引き続き直近のレンジ幅ドル円106.70~108.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.08前後で一進一退の展開を余儀なくされているが、ドル円と同様にトランプ大統領の発言を受けて、戻り売りが優先されている。ただ、米大統領によるポジショントークに過ぎないとの見解も少なく無く、相対的には下値トライにも慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0750~1.0880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円割れから押し目買いと共に、108円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.07台半ば前後から押し目買いと共に、1.08台後半からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待を背景に底堅い展開と踏んでいる。輸出企業は昨日と同様に、ドル円108円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しているが、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円107円割れではロング、108円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は115円台半ば割れから押し目買いと共に、116円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは69円割れから押し目買いと共に、70円前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.30108.50
ユーロ円114.80117.20
ユーロドル1.07001.0920
豪ドル円68.3070.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2020年5月収支経過(01~15日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル+¥104,400(+$900)+ドル300
豪ドル円-¥65,000
前日の売買 東京市場
ユーロドル買い50,000★△1.0820(1.0880ショートカバー)+$300
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000107.70(SL108.20買い)
ドル円買い50,000106.50(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000116.20(SL116.70買い)
ユーロ円買い50,000115.00(SL114.50売り)
ユーロドル売り50,0001.0880(SL1.0930買い)
ユーロドル買い50,0001.0760(SL1.0710売り)
豪ドル円売り50.00069.50(SL70.00買い)
豪ドル円買い50,00068.30(SL67.80売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000107.90(SL108.40買い)
ドル円買い50,000106.80(SL106.30売り)
ユーロ円売り50,000116.70(SL117.20買い)
ユーロ円買い50,000115.50(SL115.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0880(SL1.0930買い)
ユーロドル買い50,0001.0760(SL1.0710売り)
豪ドル円売り50.00070.00(SL70.50買い)
豪ドル円買い50,00068.80(SL68.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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