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為替モーニング東京市場2020年5月12日

2020年05月12日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円106.80~108.30
ユーロ円115.50~116.80
ユーロドル1.0750~1.0880
豪ドル円69.00~70.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先週の米雇用統計は戦後最悪の事態となったにもかかわらず、株式及び為替相場への影響は限定的になっている。新型コロナウィルスが収束に向かっているとの声も聴かれる中、経済再活動への期待と感染第2波への不安も相混じり、相対的にドルを買い戻す動きが優勢なっている。その中、米短期金融市場ではFRBがマイナス金利を採用する可能性も指摘されているが、エバンス・シカゴ連銀総裁は第2四半期の米GDPは大幅な縮小を示すと悲観的なシナリオもあり得ると指摘しているが、緩和政策はリスクが高く、マイナス金利の導入は予想していないと述べている。本日もセントルイス連銀総裁、フィラデルフィア連銀総裁、そして、クリーブランド連銀総裁などの講演が予定されているが、概ねマイナス金利導入には否定的である。そして、明日に予定されているパウエルFRB議長の演説でも同様な見解になる可能性が高く、拙速的にドルを手仕舞う動きは後退している。

一方、ドル円はリスク回避のドル買いと円買いに挟まれ中、有事のドル買いが優勢になっており、ドル円107円台を回復している。ただ、米経済指標が軒並み低下している現状を踏まえれば、更なる上昇局面では一旦清算入りと見なす方が無難であり、引き続きレンジ幅ドル円107.00~108.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはECBの量的緩和を巡り温度差が生じており、ユーロドルの戻り売りが優勢なっている。ただ、既にマイナス金利を導入しており、日本と同様に追加緩和策による経済効果は限定的との見方も少なく無く、引き続き直近のレンジ幅ユーロドル1.0750~1.0880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円107円前後から押し目買いと共に、108円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.07台半ば前後から押し目買いと共に、1.09前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持する中、輸出企業はドル円108円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円107円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、微調整に終始している。現状ではユーロドル1.09前後からナンピン売りと共に、1.07台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円107円割れではロング、108円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は115円台半ば前後から押し目買いと共に、116円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは69円前後から押し目買いと共に、70円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円106.45108.70
ユーロ円115.10117.35
ユーロドル1.07001.0925
豪ドル円68.6070.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000☆70.10(SL70.30買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
豪ドル円ショート50,000★▼69.60(SL70.10買い)-¥25,000
2020年5月収支経過(01~12日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円
ユーロドル+¥69,600(+$600)
豪ドル円-¥105,000-¥25,000
前日の売買 東京市場
豪ドル円売り50.000☆70.10(SL70.50買い)
前日の売買&定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000107.80(SL108.30買い)
ドル円買い50,000106.50(SL106.00売り)
ユーロ円売り50,000116.70(SL117.20買い)
ユーロ円買い50,000115.50(SL115.00売り)
ユーロドル売り50,0001.0880(SL1.0930買い)
ユーロドル買い50,0001.0770(SL1.0720売り)
豪ドル円売り50.00070.50(SL71.00買い)
豪ドル円買い50,00069.30
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000108.10(SL108.60買い)
ドル円買い50,000107.00(SL106.50売り)
ユーロ円売り50,000116.80(SL117.30買い)
ユーロ円買い50,000115.70(SL115.20売り)
ユーロドル売り50,0001.0870(SL1.0920買い)
ユーロドル買い50,0001.0760(SL1.0710売り)
豪ドル円売り50.00070.30(SL70.80買い)
豪ドル円買い50,00069.30
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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