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為替モーニング東京市場2022年2月3日

2022年02月03日
(コラム執筆時間:09時22分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.80~114.80
ユーロ円128.70~129.70
ユーロドル1.1250~1.1350
豪ドル円81.00~82.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

FRBによる3月の利上げは確実視されているが、一連のFOMCメンバーからのややハト派的な見解を受けて、利上げ幅は株式市場や雇用情勢など諸々の影響を考慮し、当初期待されていた0.5%ではなく、0.25%に留まる公算が高く、ドルを買戻す動きは一服状態にある。また、IMM通貨先物において、ドルロング・ポジションが警戒レベルに達していることもドル売りを誘発させるなど、市場は更なるドル買いには慎重になっている。それ故に、節目と言われるドル円115円台の重さやユーロドル1.12前後の底堅さが意識されて始めているとも解釈できる。いずれにしても、今後も米金利の動向次第では一喜一憂する場面も想定せざるを得ないが、明日の米雇用統計の結果や原油価格の高止まりなどを背景に、インフレ懸念が再び高まる可能性もあり、米国が金利正常化を急ぐ可能性も捨てきれない情勢にある。引き続き相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は114円台半ば前後で膠着度を強めているが、115円台の重さが意識されている関係上、戻り売りが優勢になっている。ただ、実需やポジション調整主導の展開は否めず、相場の動意待ちの状況にある。引き続きレンジ幅をドル円113.80~114.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で待機策に努めることが一考であろう。

他方、ユーロドルはユーロ圏消費者物価指数(HICP)の速報値が予想以上に強く、本日のECB理事会の反応も気になるが、FOMCの利上げ後の反応を見極めたいとの思惑もあり、年内利上げには消極的との見解が少なくない。いずれにしても、ユーロ独自の材料では動意薄の展開が予想されるだけに、米ドル次第の状況には変わりがないだけに、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1350を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円114円前後から押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円115円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は114円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、ECB理事会待ちで調整色を強めているが、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円114円前後ではロング、115円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は128円台半ば前後から押し目買いと共に、129円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は81円前後から押し目買いと共に、82円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.30115.45
ユーロ円128.20130.30
ユーロドル1.11901.1400
豪ドル円80.5082.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ弗ショート50,000☆1.1300(SL1.1350買い)
豪ドル円ショート50,000☆81.70(SL82.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ弗ショート50,000★▼1.1230(SL1.1300買い)-ドル350
2022年2月収支経過(2/01~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円
ユーロドル-¥45,200(-$350)-$350
豪ドル円
前日の売買 東京市場
ユーロドル売り50,000☆1.1300(SL1.1350買い)
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000115.00(SL115.50買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.50売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.60(SL128.10売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル売り50,0001.1250
豪ドル円売り50,00082.20(SL82.70買い)
豪ドル円買い50,00081.20
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.80(SL115.20買い)
ドル円買い50,000114.00(SL113.50売り)
ユーロ円売り50,000129.70(SL130.20買い)
ユーロ円買い50,000128.70(SL128.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル売り50,0001.1250
豪ドル円売り50,00082.00(SL82.50買い)
豪ドル円買い50,00081.10
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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