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為替モーニング東京市場2023年7月20日

2023年07月20日
(コラム執筆時間:09時27分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円138.80~140.30
ユーロ円155.50~157.00
ユーロドル1.1130~1.1280
豪ドル円93.80~95.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

来週のFOMCにおける利上げが確実視される中、9月以降は未知数とは言えども、米債券利回りの高止まりを背景にしてドルを買い戻す動きがやや優勢となっている。ただ米利上げサイクルが終盤戦を迎えており、拙速的にドルを買い上がる雰囲気もなく、相対的に調整主導の展開を強いられている。そんな中、米企業の好決算を背景に、米国株式市場ではNYダウが8日続伸となり、節目の3万5000ドル台をクリアした。改めて米景況感の良さが意識されており、拙速的な下値トライは慎重にならざるを得ない。それでも相対的に買われ過ぎ現象が生じており、株式及び為替市場も一旦清算局面を迎えつつある。いずれにしても日米の政策方針の相違が解消されておらず、総じて円売りに走りやすい状況下といえるが、円キャリートレードを促すほどの材料とも言えないだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は植田総裁発言によるYCC修正観測後退から、円売り志向を強めている。ただ持続的・安定的な2%のインフレ達成にはまだ距離があると述べており、またどの程度の距離なのかまでは言及していないだけに、相対的に視界不良の段階にある。そしてドル140円台では利益確定売りや実需売りが控えており、拙速的な上値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ドル円138.80~140.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルはECBの利上げ観測は根強いものの、一部中銀総裁からはインフレは低下しており、更なる金融引き締めはユーロ圏経済に悪影響を及ぼす恐れとの発言もあり、やや失速気味に1.12前後まで下げ足を強めている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1130~1.1280を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、139円割れから押し目買いと共に、140円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.11台半ば割れから押し目買いと共に、1.12台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様にドル円140円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は139円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円139円割れではロング、140円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は155円台半ば前後から押し目買いと共に、157円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は94円割れから押し目買いと共に、95円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円138.30140.80
ユーロ円155.00157.50
ユーロドル1.10801.1330
豪ドル円93.3095.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
ドル円ショート50,000☆139.00(SL140.30買い)
ユーロ円ショート50,000☆156.50(SL157.00買い)
2023年7月収支経過(03~19日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥155,000
ユーロ円+¥75,000
ユーロドル-¥163,600(-$1,050)
豪ドル円-¥30,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000☆156.50(SL157.00買い)
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000140.50(SL141.00買い)
ドル円買い50,000139.00
ユーロ円売り50,000157.50(SL158.00買い)
ユーロ円買い50,000156.00(SL155.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い50,0001.1130(SL1.1080売り)
豪ドル円売り50,00095.30(SL95.80買い)
豪ドル円買い50,00093.80(SL93.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000140.30(SL140.80買い)
ドル円買い50,000139.00
ユーロ円売り50,000157.00(SL157.50買い)
ユーロ円買い50,000155.80
ユーロドル売り50,0001.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い50,0001.1130(SL1.1080売り)
豪ドル円売り50,00095.30(SL95.80買い)
豪ドル円買い50,00093.80(SL93.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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