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為替イブニング海外市場2018年9月10日

2018年09月10日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年9月11日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!


鈴木予想レンジ

ドル円     110.50~111.80
ユーロ円    128.00~129.30
ユーロドル   1.1530~1.1650
豪ドル円    78.50~79.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

トランプ大統領は対中国貿易赤字削減のため、2000億ドル規模の追加関税に加えて、2670億ドルと全輸入品に追加関税を課すことも辞さない方針を示している。
一方、中国側も相当額の報復措置を講じる旨を発表しており、収束感さえも見られておらず、米中貿易摩擦の長期化が懸念されている。
ただ、米中の貿易戦争は中国経済の足かせのみならず、米国経済、そして、脆弱している新興国や世界経済にとっても悪影響を及ぼすことは間違いないだけに、リスク回避目的も含めて、当面はドルの買戻しに重点を置いた方が無難であろう。

一方、ドル円はトランプ大統領が日本との貿易協議を開始する方針も示してはいるが、対中国に対するけん制する意味を含めた段階でもあり、過度に懸念する必要なく、ドル円の下値は限定的と見なした方が賢明であり、引き続きレンジ幅ドル円110.50~111.80円重視で待機策が賢明であろう。

他方、ユーロドルは良好な米雇用統計を背景にFOMCの9月利上げが確実視されているだけに、引き続き戻り売り優先の展開を強いられている。
ただ、ユーロドル1.15前後では割安感を踏まえた買戻しも随所に散見されており、短期筋としても、下値トライには慎重にならざるを得ない。
引き続きレンジ幅をユーロドル1.1530~1.1650まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円110円台半ば前後から押し目買いと共に、111円台半ば以上からナンピン売りで対処することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、ユーロドル1.15台半ば割れから押し目買いと共に、1.16台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを継続する中、輸出企業は今朝と同様に、現状ではドル円111円台半ば前後から112円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は110円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先している。
現状ではユーロドル1.16台以上からナンピン売りと共に、1.15前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円110円台半ば前後ではロング、ドル円111円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は128円前後から押し目買いと共に、129円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は78円台半ば前後から押し目買いと共に、79円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     110.00   112.15
ユーロ円    127.55   129.80
ユーロドル   1.1470   1.1690
豪ドル円    78.05    80.25

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年9月収支経過(03~10日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円    +¥25,000       
ユーロ円   +¥90,000 +¥30,000
ユーロドル  +¥19,300(+$150) +$150
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング     50,000 ☆110.80(SL110.50売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000 ☆129.00(SL129.50買い)

前日の売買 海外市場

ユーロ円買い  50,000★△128.40(129.00ショートカバー)+¥30,000
ユーロドル買い 50,000★△1.1600(1.1630ショートカバー)+$150

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り 50,000  111.50
ドル円買い    50,000  110.50(SL110.00売り)
ユーロ円売り  50,000  128.80(SL29.30買い)
ユーロ円買い  50,000  127.60(SL127.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1620(SL1.1670買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1500(SL1.1450売り)
豪ドル円売り  50,000  79.50(SL80.00買い)
豪ドル円買い  50,000  78.30(SL77.80売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  111.50
ドル円買い    50,000  110.50(SL110.00売り)
ユーロ円売り  50,000  129.30(SL29.80買い)
ユーロ円買い  50,000  128.10(SL127.60売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1640(SL1.1690買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1530(SL1.1480売り)
豪ドル円売り  50,000  79.70(SL80.20買い)
豪ドル円買い  50,000  78.60(SL78.10売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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