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為替イブニング海外市場2017年3月09日

2017年03月09日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年3月10日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     114.00~115.30
ユーロ円    120.50~121.80
ユーロドル   1.0500~1.0630
豪ドル円    85.50~87.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

明日の米2月雇用統計を前にして様子見モードが強い中、日経平均株価が小幅ながらも前日比64円高と5日ぶりに反発したことを好感し、やや円売りに反応している。
その中、ベンチマークである日米10年債利回りが2.5%程度まで乖離しており、ドルが拙速的に売られる外部環境ではなく、引き続きドルの買戻しが優勢と見なした方が無難であろう。
ただ、米債利回りが2.5%程度で停滞する可能性があり、更なるドル買い材料となるかは懐疑的である。
補足的になるが、米金利正常化は円キャリートレードを再燃する可能性もあり、仮に米側からドル高けん制の動きがなければ、中期的にはドル円120円レベルの円安局面が考えられるが、ただ、FOMCは世界経済の動向を睨みながら、あくまでも緩やかなペースでの利上げを示唆している以上、ドル円の上値は117~118円レベルが精一杯なのかもしれない。

一方、ドル円は115円台では実需や利益確定売り、そして、オプション防衛売りも散見されており、ドル円115円台トライには慎重になっている。
市場原理としては、ドル円115円は時間の問題であろうが、更なる上昇となると半信半疑の段階であり、ここは同レベルでは一旦清算局面と捉えることが一考であろう。

他方、ユーロドルはECB金融政策は据え置きがほぼ決定的の中、その後のドラギECB総裁の記者会見に注目が集まってはいるが、市場自体がユーロ主導の展開ではないだけに、引き続き直近のレンジ幅1.0500~1.0650を重視し、じっくり待機策が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は日米金利差拡大を背景に底堅い展開であるが、ドル円115円台のハードルが意識されている以上、レンジ幅を114.00~115.50円まで拡大し、114円台半ば割れから押し目買いと共に、115円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは今朝と同様に1.05割れから押し目買いと共に、1.06台以上からナンピン売り待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円115円前後から弾速的に散見されている模様。
一方、輸入企業は114円前後を中心に、114円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き直近のレンジ幅を重視しており、現状ではユーロドル1.06台以上からナンピン売りと共に、1.05前後から押し目買いで待機姿勢を継続している模様。

●クロス円は、ドル円114円台前半ではロング、115円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は120円台半ば前後から押し目買いと共に、121円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円台半ば前後から押し目買いと共に、87円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      113.50   115.80
ユーロ円     119.90   122.40
ユーロドル    1.0445   1.0670
豪ドル円     84.80    87.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年3月収支経過(01~08日)
通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥110,000      
ユーロ円   +¥15,000       +¥15,000
ユーロドル  
豪ドル円   +¥20,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート   50,000 ☆114.50(SL105.30買い)
ユーロ円ショート 50,000 ☆121.30(SL121.80買い)
ユーロドルショート50,000 ☆1.0580(SL1.0620買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロ円ショート 50,000☆▼121.00(SL121.30買い)-¥15,000


前日の売買 東京市場

ユーロ円買い  50,000★△120.20(120.80ショートカバー)+¥30,000

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000 ☆114.50(SL105.10買い)
ユーロ円売り  50,000 ☆121.00(SL121.70買い)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  115.00(SL105.50買い)
ドル円買い   50,000  114.10
ユーロ円売り  50,000 ☆121.30(SL121.80買い)
ユーロ円買い  50,000  120.20
ユーロドル売り 50,000  1.0600(SL1.0670買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0520
豪ドル円売り  50,000  86.70(SL87.40買い)
豪ドル円買い  50,000  85.60(SL84.90売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り    50,000  115.30(SL105.80買い)
ドル円買い   50,000  114.30
ユーロ円売り  50,000  121.80(SL122.50買い)
ユーロ円買い  50,000  120.50
ユーロドル売り 50,000  1.0620(SL1.0680買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0530
豪ドル円売り  50,000  86.70(SL87.40買い)
豪ドル円買い  50,000  85.50(SL84.80売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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