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為替モーニング東京市場2019年5月15日

2019年05月15日

鈴木予想レンジ
ドル円     109.00~110.00
ユーロ円    122.30~123.30
ユーロドル   1.1170~1.1270
豪ドル円    75.50~76.50


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

トランプ大統領は段階的にすべての中国製品に関税を引き上げたことから中国は苦境に立たされてはいるが、中国側も米国の報復には屈しておらず、トランプ米大統領に勝算があるとの見方は少数派になっている。
その中、6月に行われるG20での米中首脳会談で合意できるとの楽観的な見方もある反面、米中双方共に、株価の急落懸念を踏まえながら、経済の鈍化懸念に配慮し、一部報道では中国側が景気減速懸念に対して、金利低下方針を打ち出す可能性が指摘されている。
また、米国としても対応措置として、FRBの利下げ説も浮上するなど、早期の打開策に躍起になっているのが現状であろう。
いずれにしても、米中貿易摩擦を背景に、市場全般が混迷を極めていることは間違いなく、短期筋としても、突発的な事態に備える意味でも臨機応変な売買が求められている。

一方、ドル円はNYダウ平均株価が前日比207ドル高と反発しており、株高期待を背景に、下値は限定的になっている。
ただ、相対的なポジション縮小傾向は根強く、ドル円110円前後の上値の重さが意識されているだけに、当面、実需売買に沿った格好でレンジ幅ドル円109.00~110.00円重視で対応することが賢明であろう。

他方、ユーロドルはポンドの伸び悩みやドイツ経済指標の悪化などもあり、戻り売りが優勢である。
ユーロドル1.12割れも時間の問題ではあるが、反面、世界経済の不透明感による買い戻しの動きも随所に散見されており、引き続きレンジ幅ユーロドル1.1170~1.1270重視で待機策が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円前後から押し目買いと共に、110円前後からンナンピン売りで待機することを勧める。
他方、ユーロドルも同様に、1.11台半ば前後から押し目買いと共に、1.12台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、株高期待を背景に底堅い展開と判断している。
輸出企業は昨日と同様に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円109円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では、ユーロドル1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後を視野に、1.12割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円前後ではロング、ドル円110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は122円台半ば割れから押し目買いと共に、123円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は75円台半ば前後から押し目買いと共に、76円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り    買い
ドル円     108.55   110.70
ユーロ円    121.70   123.85
ユーロドル   1.1100   1.1315
豪ドル円    74.85    77.00


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支
2019年5月収支経過(01~14日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円  -¥35,000     +¥20,000
ユーロ円  -¥65,000     +¥30,000 
ユーロドル +¥30,800(+$250) 
豪ドル円  +¥15,000 


現在のポジションと決済指値
ユーロ$ショート50,000 ☆1.1240(SL1.1260買い)
豪ドル円ロング 50,000 ☆76.00(SL75.50売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場
ユーロ円売り  50,000★△123.30(122.70ロングカバー)+¥30,000


前日の売買 海外市場
ドル円売り   50,000★△109.70(109.30ロングカバー)+¥20,000
ドル円売り   50,000  110.20(SL110.70買い)
ドル円買い    50,000  109.10(SL108.60売り)
ユーロ円売り  50,000  123.70(SL124.20買い)
ユーロ円買い  50,000  122.60(SL122.10売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1200
豪ドル円売り  50.000  76.50
豪ドル円買い   50,000  75.50(SL75.00売り)


本日の売買予定 東京市場
ドル円売り   50,000  110.00(SL110.50買い)
ドル円買い    50,000  109.10(SL108.60売り)
ユーロ円売り  50,000  123.30(SL123.80買い)
ユーロ円買い  50,000  122.30(SL121.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1260(SL1.1310買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1180
豪ドル円売り  50.000  76.50
豪ドル円買い   50,000  75.50(SL75.00売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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