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為替イブニング海外市場2016年12月05日

2016年12月05日

※最新情報(為替モーニング東京市場2016年12月06日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     113.00~114.80
ユーロ円    120.30~122.30
ユーロドル   1.0530~1.0700
豪ドル円    84.00~85.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

早朝に発表されたイタリアの国民投票の結果を受けて、レンツィ首相が辞意を表明したことが嫌気される中、日経平均株価は一時200円近くまで反落、リスク回避の動きが早まり、ユーロドルは一時1.05目前まで下落、そして、ドル円は113円割れまで下落基調を強めたが、既にイタリア政局の混迷や金融機関の不健全性に関しては幾度となく報じられているだけに、ユーロおよび円相場は下げ幅を一気に解消するなど、市場の反応は一時的な現象にとどまっている。
相対的にトランプ次期大統領決定以降市場が想定以上に神経質になっている証しでもあり、相場の難易度を更に高めていると言わざるを得ないだろう。

一方、ドル円は114円台を回復したことから、再びドル円115円への期待は強まってはいるが、引き続きドル円114円台半ば前後からは実需や利益確定売りが満遍なく控えており、拙速的に買い上がる難しさがある。
ただ、潜在的な日米金利差拡大がある以上、下値も限定的と言わざるを得ず、当面、113.00~114.50円のレンジ幅重視で売買を模索することが一考であろう。

他方、ユーロドルは戻り売りが優先される中、悪材料出尽くし感やユーロショートの巻き戻しも加わり、改めてユーロドル1.05前後の底堅さが改めて意識されている。
当面、1.0550~1.0700までレンジ幅を拡大し、じっくり待機策が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は試行錯誤が続く中、トランプ新政権が中国を為替操作国と打ち出すなど、やや為替市場は神経質になっている。
基本的には相場の動意待ちであるが、前述したレンジ幅を重視し、113円台半ば割れから押し目買いと共1.07前後からナンピン売りと共に、1.05台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、方向感に乏しい中、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円114円台では随時実施しており、現状では114円台半ば前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円113前後から押し目買いを実施しているが、引き続き同レベルから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、利食いと損切りが相混じる中、少なめの売買で対応しており、現状ではユーロドル1.07前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、買いは1.05台半ば前後を中心に、押し目買いを継続している模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、114円半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円120円台半ば割れから押し目買いと共に、122円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は84円前後から押し目買いと共に、85円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.80   115.15
ユーロ円     120.10   122.55
ユーロドル    1.0520   1.0755
豪ドル円     83.60    86.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~05日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    
ユーロ円   +¥50,000       +¥50,000
ユーロドル  +¥78,900(+$650)  +$650
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ショート 50,000 ☆114.00(SL114.70買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000 ☆114.00(SL114.70買い)
ドル円買い   50,000  112.30(SL111.70売り)
ユーロ円売り  50,000☆▼120.50(SL121.20買い)-¥35,000
ユーロ円買い  50,000☆△119.10(120.80ショートカバー)+¥85,000
ユーロドル売り 50,000  1.0700(SL1.0770買い)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.0520(SL1.0450売り)
豪ドル円売り  50,000  85.00(SL85.70買い)
豪ドル円買い  50,000  83.50(SL82.80売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  114.70(SL115.30買い)
ドル円買い   50,000  113.40
ユーロ円売り  50,000  122.00(SL122.70買い)
ユーロ円買い  50,000  120.30(119.60売り)
ユーロドル売り 50,000☆△1.0650(1.0520ロングカバー)+$650
ユーロドル売り 50,000  1.0700(SL1.0750買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0540(SL1.0470売り)
豪ドル円売り  50,000  85.50(SL86.20買い)
豪ドル円買い  50,000  84.00(SL83.30売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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為替大観 小池正一郎
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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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