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為替モーニング東京市場2020年3月12日

2020年03月12日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.80~105.30
ユーロ円117.00~118.50
ユーロドル1.1200~1.1350
豪ドル円67.00~68.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型ウィルスが米国内でも感染力を強める中、米国株式市場では再びNYダウが前日比1464ドル安と急落、トランプ大統領が本日にもホワイトハウスから演説を行う模様であるが、一部報道では全米対象に大規模災害宣言を検討している旨が伝わっている。そして、WHO事務局長でも新型ウィルスはパンデミックと表明しており、市場は一段とリスク回避の動きに追いこまれている。いずれにしても、各国は世界的規模に広がっているウィルス対策に右往左往しているのが現状である。その中、来週のFOMCでの利下げ幅は0.75%が有力視されてはいるが、トランプ大統領の見解次第では1%の利下げの可能性も残されており、当面、米ドルの上昇局面では戻り売りに転じることが無難であろう。

一方、ドル円は株価の急落を受けて、上値の重い展開が意識されているが、反面、株価との相関性が希薄になっており、市場のドル依存体質には大きな変化はなく、引き続き直近のレンジ幅ドル円103.80~105.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは再びリスク回避の動きに包まれる中、イタリアの死亡率の激増、そして、英ポンドの0.5%ン利下げなどもあり、引き続き戻り売りが優先されている。当面、レンジ幅をユーロドル1.1200~1.1350まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円割れから押し目買いと共に、105円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.12前後から押し目買いと共に、1.13台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視し、様子見スタンスを強めているが、輸出企業はドル円105円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先している。現状ではユーロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円前後ではロング、105円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は117円前後から押し目買いと共に、118円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは67円前後から押し目買いと共に、68円台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.45105.70
ユーロ円116.50118.80
ユーロドル1.11501.1380
豪ドル円66.5568.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆104.40(SL103.90売り)
ユーロ円ロング50,000☆118.00(SL117.00売り)
豪ドル円ロング50,000☆67.80(SL67.10売り)
2020年3月収支経過 (02~12日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥55,000+¥45,000
ユーロ円-¥70,000+¥75,000
ユーロドル-¥77,200(-ドル650)
豪ドル円+¥50,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★104.30(SL103.70売り)
ユーロ円売り50,000★△119.20(117.70ロングカバー)+¥75,000
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000105.70(SL106.30買い)
ドル円売り50,000★△105.20(104.30ロングカバー)+¥45,000
ドル円買い50,000☆104.40(SL103.90売り)
ユーロ円売り50,000119.40(SL120.00買い)
ユーロ円買い50,000☆118.00(SL117.40売り)
ユーロドル売り50,0001.1380(SL1.1430買い)
ユーロドル買い50,0001.1250(SL
豪ドル円売り50.00069.30(SL69.80買い)
豪ドル円買い50,000☆67.80(SL67.30売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000105.00
ドル円買い50,000103.90(SL103.30売り)
ユーロ円売り50,000118.30
ユーロ円買い50,000117.00(SL116.40売り)
ユーロドル売り50,0001.1330(SL1.1380買い)
ユーロドル買い50,0001.1200(SL
豪ドル円売り50.00068.20
豪ドル円買い50,00067.00(SL66.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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