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為替イブニング海外市場2021年8月12日

★休刊のお知らせ
13日は筆者の都合により休刊とさせていただきます。

2021年08月12日
(コラム執筆時間:19時14分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円110.00~111.00
ユーロ円129.20~130.20
ユーロドル1.1700~1.1800
豪ドル円80.70~81.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

新型ウィルスの感染拡大が続く中、一部専門家からは制御不能との見解も表面化している。ただ、世界的な感染率や死亡率に関しては、それほど驚くべき数値ではない。政府関係者としては責任問題と発展する可能性は高い反面、ただ単に批判することは責任逃れの弁明に過ぎないとの見解も少なくない。その中、日経平均株価は前日比55円安にとどまり、2万8千台を維持しており、株式及び為替相場への影響は限定的になっている。いずれにしても、売買材料が多様化しているだけに、短期筋としても、リスク回避のドル買い及び円買いを軸に、調整主導の展開に追いやられているのが現状であろう。引き続き無理をせずに、相場の動意を待ってからの始動が得策であろう。

一方、ドル円は110円台半ば前後で膠着度を強めているが、日米金利差格差を背景に、若干どう買い戻しが優勢になっている。引き続き直近のレンジ幅ドル円110.00~111.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルも1.17台半ば前後で方向感に乏しい状況にあるが、ドル円と同様に欧米の金利格差、そして、ポンド安を背景に戻り売りが優先されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1700~1.1800を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は動意薄の展開を強いられているが、今朝と同様に、ドル円110円前後から押し目買いと共に、111円前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17前後から押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持する中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円111円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円110円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、引き続き戻り売りを優先している。現状ではユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、1.17割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円110円前後ではロング、ドル円111円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台前半から押し目買いと共に、130円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円台半ば前後から押し目買いと共に、81円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.35111.50
ユーロ円128.55130.75
ユーロドル1.16401.1850
豪ドル円80.3082.45

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(SL1.1700売り)
豪ドル円ショート50,000☆81.00(SL81.70買い)
2021年8月収支経過(02~12日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥25,000
ユーロ円±\0
ユーロドル
豪ドル円+¥30,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000111.00(SL111.50買い)
ドル円買い50,000110.10(SL109.70売り)
ユーロ円売り50,000130.30(SL130.80買い)
ユーロ円買い50,000129.30(SL128.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1790
ユーロドル買い50,0001.1700(SL1.1650売り)
豪ドル円売り50,00081.70(SL82.20買い)
豪ドル円買い50,00080.70
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000111.00(SL111.50買い)
ドル円買い50,000110.00(SL109.50売り)
ユーロ円売り50,000130.20(SL130.70買い)
ユーロ円買い50,000129.20(SL128.70売り)
ユーロドル売り50,0001.1800
ユーロドル買い50,0001.1700(SL1.1650売り)
豪ドル円売り50,00081.70(SL82.20買い)
豪ドル円買い50,00080.70
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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