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為替モーニング東京市場2016年12月06日

2016年12月06日

鈴木予想レンジ

ドル円     113.00~114.50
ユーロ円    121.50~123.00
ユーロドル   1.0630~1.0800
豪ドル円    84.00~85.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

イタリアの国民投票で憲法改正案が否決され、レンツィ首相は退陣に追い込まれたが、概ね想定範囲の辞任発表であることから市場の反応は限定的になっている。
その中、市場はトランプ氏が提唱する減税やインフラ整備への期待から、NYダウ平均株価は45ドル高と堅調に推移する中、昨日発表された11月米ISM非製造業景況指数が57.2と予想を上回ったことから、ドル買い戻し志向は健在であるが、トランプラリーの終焉が見極めづらい状況下にあるだけに、相対的にポジション調整主体の展開を余儀なくされている。

一方、ドル円は株高期待と11月米ISM非製造業景況指数を好感し、一時115円台に迫る展開を見せたが、流石に実需や利益確定売りに圧される格好で113円台半ば割れまで失速している。
米商品先物取引協会(CFTC)が発表したIMM投機筋の円の建玉は約1年ぶりに売り越しに転じるなど、相場自体はドル円110円割れと同時に115円越えの可能性が同居するなど、総じて、難解な相場展開に直面していると言わざるを得ないだろう。
当面、直近のレンジ幅を重視しながら、臨機応変な売買戦略が求められる。

他方、ユーロドルは英EU離脱問題やユーロ諸国の足並みが乱れなど、特筆すべき買い材料はないが、ドルの調整売り、ポンドの買戻し、そして、ユーロショートの巻き戻し現象を背景に、1.07台後半まで上昇するなど、下値懸念は希薄になっているが、引き続き戻り売り優先に比重を置いた方が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)における利上げが確実視される中、日経平均株価の上昇も手伝い、底堅い展開が予想されるが、引き続き直近のレンジ幅113.00~115.00円を重視した上、113円前後から押し目買いと共に、114円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは違和感のある上昇局面と捉え、1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高を好感し、底堅い展開と判断しているが、輸出企業はドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円113前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、少なめの売買で対応しているが、現状では損失確定買いを背景に底堅い展開と判断しており、現状ではユーロドル1.08前後からナンピン売りと共に、1.06台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円113円前後ではロング、114円半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円121円台半ば割れから押し目買いと共に、123円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は84円前後から押し目買いと共に、85円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      112.70   115.05
ユーロ円     121.10   123.50
ユーロドル    1.0630   1.0855
豪ドル円     83.85    86.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年12月収支経過(01~06日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥30,000       +¥30,000
ユーロ円   +¥15,000       +¥15,000
ユーロドル  +¥49,000(+$400)  +$400
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

No position

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ドル円売り   50,000 ☆114.00(SL114.70買い)
ユーロ円売り  50,000★▼120.50(SL121.20買い)-¥35,000
ユーロ円買い  50,000★△119.10(120.80ショートカバー)+¥85,000
ユーロドル買い 50,000 ☆1.0520(SL1.0450売り)

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  114.70(SL115.30買い)
ドル円買い   50,000☆△113.40(114.00ショートカバー)+¥30,000
ユーロ円売り  50,000☆▼122.00(SL122.70買い)-¥35,000
ユーロ円買い  50,000  120.30(119.60売り)
ユーロドル売り 50,000★△1.0650(1.0520ロングカバー)+$650
ユーロドル売り 50,000☆▼1.0700(SL1.0750買い)-$250
ユーロドル買い 50,000  1.0540(SL1.0470売り)
豪ドル円売り  50,000  85.50(SL86.20買い)
豪ドル円買い  50,000  84.00(SL83.30売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  114.50(SL115.10買い)
ドル円買い   50,000  113.20(SL112.70売り)
ユーロ円売り  50,000  123.00(SL123.70買い)
ユーロ円買い  50,000  121.30(120.50売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0800(SL1.0870買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0650(SL1.0580売り)
豪ドル円売り  50,000  85.50(SL86.20買い)
豪ドル円買い  50,000  84.00(SL83.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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