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為替モーニング東京市場2017年4月06日

2017年04月06日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年4月06日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     109.80~111.30
ユーロ円    117.00~118.80
ユーロドル   1.0600~1.0750
豪ドル円    83.00~84.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

北朝鮮の挑発行為で更に市場の緊張感は深まる中、市場はこれから始まる米中首脳会談に注目せざるを得ない状況に置かれているが、昨日発表された3月ADP雇用統計では雇用者数は26.3万人増加、2014年12月以来の増加となり、明日の米雇用統計への期待を抱かせる内容であり、一時的にはドルの買戻しが優先されていたが、その後発表されたFOMC議事録においては完全雇用に近いが、再投資の変更は年内に正当化されるとの見通しが大半を占めており、あくまでも緩やかな利上げが適切としており、年内の利上げ観測はややトーンダウンした嫌いは否めない。
また、米債券利回りの伸び悩みにも繋がっており、ドルの上昇幅を解消する動きが優先されている。

一方、ドル円は様々なリスク要因が介在する中、往来相場の様相を呈しているが、米金利の低下を背景に徐々にドル円110円割れが視野に入りつつある。
米中首脳会談において、中国側の北朝鮮への対応次第では為替問題に波及する可能性があり、円買い圧力が伴う現象も想定されるだけに、上値は限定的と見なした方が一考であろう。
反面、ドル円110円割れでは、引き続き実需や利益確定買いが散見されており、一過性の円高局面に終わる可能性があり、相場が動意づくまでは直近のレンジ幅110.00~111.50円重視で臨むことが賢明であろう。

他方、ユーロドルは、ポンド安が一服、また、ユーロショートの買戻しも一巡する中、ECBの出口戦略の不透明さも手伝い1.06台半ば前後で一進一退の展開を余儀なくされている。
引き続きレンジ相場の攻防と見なし、ドル円と同様に、直近のレンジ幅1.0600~1.0750でじっくり待機策が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は110円割れでは反動買いも期待されるが、当面、109円台半ば前後にストップロスを配置し110円割れから押し目買いを勧めると共に、111円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
他方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、1.06前後から押し目買いと共に、1.07台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、軟調な株価気配もあり、上値は限定的と判断しているが、輸出企業はドル円110円台では興味半減しており、現状では111円台半ば前後を中心に、111円台以上からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業は110円台半ば割れでは随意実施しており、現状では110円前後から押し目買いで待機している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、微調整に終始しているが、昨日と同様に、ユーロドル1.07台半ば前後からナンピン売りと共に、1.06前後から押し目買いを継続している模様。

●クロス円は、ドル円110円割れではロング、111円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は117円台半ば割れから押し目買いと共に、118円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は83円割れから押し目買いと共に、84円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      109.45   111.70
ユーロ円     116.70   119.10
ユーロドル    1.0560   1.0790
豪ドル円     82.40    84.75

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年4月収支経過(03~06日)

通貨     プラスマイナス       前日比
ドル円    
ユーロ円   -¥5,000       +¥50,000
ユーロドル  
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆111.30(SL110.00売り)
ユーロドルロング 50,000 ☆1.0680(Sl1.0620売り)
豪ドル円ロング  50,000 ☆83.60(SL83.00売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り    50,000  111.70
ドル円買い   50,000  110.10(SL109.80売り)
ユーロ円売り  50,000☆△118.70(117.70ロングカバー)+¥50,000
ユーロ円買い  50,000  117.30(SL116.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0730
ユーロドル買い 50,000  1.0610(Sl1.0550売り)
豪ドル円売り  50,000  84.50
豪ドル円買い  50,000  83.30(SL82.60売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り    50,000  111.30
ドル円買い   50,000  110.00(SL109.70売り)
ユーロ円売り  50,000  118.60(SL119.20売り)
ユーロ円買い  50,000  117.30(SL116.60売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0730
ユーロドル買い 50,000  1.0620(Sl1.0550売り)
豪ドル円売り  50,000  84.30
豪ドル円買い  50,000  83.00(SL82.40売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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