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為替モーニング東京市場2017年1月12日

2017年01月12日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年1月12日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     114.30~115.80
ユーロ円    121.00~122.50
ユーロドル   1.0500~1.0650
豪ドル円    84.80~86.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日の注目されたトランプ次期大統領の記者会見において、当初は米国回帰による保護主義的な政策を背景に一時的に市場はドル買いに反応してはいたが、市場の多くはトランプ氏が唱える大型減税やインフラ整備、そして、規制緩和などに期待を寄せていたが、特に具体的な内容に触れることはなく、期待外れの結果が嫌気される中、総じて、ドルの調整売りに追いやられた感が強い。
米債券利回りの低下も同ロングの解消売りに繋がった模様ではあるが、相対的には来週末に米大統領就任を控えている関係上、特に過激的発言や懸念されていた貿易不均衡のドル高けん制に触れることもなく、結果的にはトーンダウンした内容と言える。
ただ、依然として、米国第一主義の姿勢は不変であると共に、米金利先高観測を踏まえたドル買い、そして、堅調な株式市場が続く限りはドルの戻しの動きは根強いものがあり、下値は限定的と見なした方
が一考であろう。

一方、ドル円はトランプ次期大統領の記者会見に振り回された格好で波乱含みの展開を余儀なくされたが、ドル円114円台半ば割れでは利益確定買い、そして、117円前後でもポジション調整売りが散見される中、想定内のレンジ幅での攻防で終えてはいる。
ただ、相場自体にはメキシコ問題を含め、中国やロシア対策への不透明感が増しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある以上、当面、安全を期す意味でも、昨日のレンジ幅を重視した上で、少なめの売買で対応することが得策であろう。

他方、ユーロドルも同様に波乱含みの展開を強いられているが、ドル円と同様にユーロドル1.05割れでは利益確定の動きが散見されるなど、相対的にポジション縮小に終始した感が強く、引き続き直近のレンジ幅1.0500~1.0650重視で臨むことが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は利食いと損切りが相混じる中、ドル円115円前後で試行錯誤が続いている。
直近のレンジ幅を重視し、ドル円114円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、116円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、前述したレンジ幅を重視し、1.05前後から押し目買いと共に、1.06台半ば前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強めると共にドルの調整売りが強まっている。
その中、輸出企業はドル円116円台半ばを中心に、116円前後からナンピン売り姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円115円割れでは随時実施しており、現状では114円台半ば割れから少なめの押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整売買に終始している。
現状ではレンジ幅を拡大し、ユーロドル1.05割れから押し目買いと共に、1.06台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円114円台半ば前後ではロング、116円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は122円台半ば以上からナンピン売りを勧めると共に、121円前後から押し目買いで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円台以上からナンピン売りを勧めると共に、85円割れから押し目買いで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      113.85   116.30
ユーロ円     120.50   123.15
ユーロドル    1.0485   1.0710
豪ドル円     84.45    86.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年1月収支経過(04~12日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥95,000       +¥65,000
ユーロ円   +¥35,000       
ユーロドル  +¥73,000(+$600)  +$650
豪ドル円   +¥30,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆114.80(SL114.30売り)
ユーロ円ロング  50,000 ☆121.50(SL 121.00売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000  117.00(SL117.70買い)
ドル円買い   50,000 ☆114.80(SL114.20売り)
ユーロ円売り  50,000  123.30(SL124.00買い)
ユーロ円買い  50,000 ☆121.50(SL 120.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0630(SL1.0700買い)
ユーロドル買い 50,000 ☆1.0460(SL1.0390売り)
豪ドル円売り  50,000  86.40(SL87.00買い)
豪ドル円買い  50,000  84.80(SL84.10売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  115.40
ドル円買い   50,000  114.30(SL113.80売り)
ユーロ円売り  50,000  122.30
ユーロ円買い  50,000  121.00(SL 120.50売り)
ユーロドル売り 50,000☆△1.0590(1.460ロングカバー)+$650
ユーロドル売り 50,000  1.0640(SL1.0700買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0500(SL1.0430売り)
豪ドル円売り  50,000  86.00(SL86.70買い)
豪ドル円買い  50,000  84.80(SL84.10売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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