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為替イブニング海外市場2017年11月15日

2017年11月15日

※最新情報(為替モーニング東京市場2017年11月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     112.00~113.50
ユーロ円    132.80~134.30
ユーロドル   1.1750~1.1900
豪ドル円    84.80~86.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

本日発表された本邦の7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比0.3%増、年率1.4%増と市場予想を上回り、7四半期連続のプラスとなったにも関わらず、日経平均株価が前日比351円安と大幅に下落、節目である22,000円割れ寸前まで下落基調を強めている。
また、米債券利回りの低下が嫌気される中、ドル円が113円割れになるなど、ストップロスを巻き込む格好で円高基調を強めている事も株価の足かせになっている。
その中、本日は米10月消費者物価指数や米10月小売売上高の発表が予定されているが、概ね事前予想では改善方向にあるが、相次ぐ連銀総裁発言ではインフレ鈍化懸念が指摘されており、来年以降に予想されている利上げペースにも何らかの影響を及ぼす可能性があり、市場参加者は一旦ドルの調整売りに追われている。

一方、ドル円は113円割れが実現したことで、改めてドル円114円台の上値オ重さが意識されている。
相対的にポジション解消売りの動きが強まっているが、日米金利差が縮小したわけでもなく、過度な円高期待は自重局面に差し掛かっている。
当面、ストップロス優先の展開ではあるが、レンジ幅をドル円112.00~113.50円まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買で対応することが得策であろう。

他方、ユーロドルは戻り売り相場1.16台半ば前後からから1.18台半ばまで急上昇しており、ドル売りに助長されたとは言え、短期筋としても、一気の巻き戻し現象に警戒感を強めている。
ストップロス一巡後の反動売りにも警戒感を強めるなど、神経質な展開が予想されるだけに、当面、レンジ幅をユーロドル1.1750~1.1900まで拡大し、少なめの売買で対応することが一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円112円前後から押し目買いと共に、113円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様にレンジ幅を重視し、1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.19前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価と米金利動向に注視する中、輸出企業はドル円113円台半ば前後から114円前後まで散見されている模様。
一方、輸入企業は113円割れから随時実施しており、現状では112円前後を視野に、112円台半ば割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロス優先の展開であり、下値限定と判断しているが、現状ではユーロドル1.18台半ば前後からナンピン売りを実施する中、現状では1.19前後からナンピン売りと共に、1.17台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円112円前後ではロング、113円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は133円割れから押し目買いと共に、134円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は85円前後から押し目買いと共に、86円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     111.70   114.00
ユーロ円    132.40   134.70
ユーロドル   1.1720   1.1945
豪ドル円    84.40    86.80

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年11月収支経過(01~15日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円   +¥10,000       -¥25,000 
ユーロ円  +¥17,500       -¥35,000
ユーロドル ±¥0          -$300
豪ドル円

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆113.00(SL112.30売り)
ユーロ円ショート50,000 ☆133.70(SL134.20買い)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1830(SL1.1880買)
豪ドル円ロング 50,000 ☆85.60(SL84.90売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング   50,000☆▼113.50(SL113.00売り)-¥25,000

前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000★▼133.00(SL133.70買い)-¥35,000


前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000 ☆133.00(SL133.50買い)

前日の売買 海外市場

ユーロ円売り  50,000 ☆133.70(SL134.20買い)
ユーロドル売り 50,000★▼1.1740(SL1.1800買)-$300

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  113.80
ドル円買い    50,000 ☆113.00(SL112.50売り)
ユーロ円売り  50,000  134.30(SL134.90買い)
ユーロ円買い  50,000  133.10
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1830(SL1.1880買)
ユーロドル買い 50,000  1.1720(SL1.1660売り)
豪ドル円売り  50,000  86.80(SL87.30買い)
豪ドル円買い  50,000 ☆85.60(SL85.00売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  113.50
ドル円買い    50,000  112.30(SL111.80売り)
ユーロ円売り  50,000  134.20(SL134.70買い)
ユーロ円買い  50,000  133.00
ユーロドル売り 50,000  1.1880(SL1.1930買)
ユーロドル買い 50,000  1.1760
豪ドル円売り  50,000  86.20
豪ドル円買い  50,000  84.90(SL84.40売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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