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為替イブニング海外市場2017年12月20日

2017年12月20日

鈴木予想レンジ

ドル円     112.50~113.50
ユーロ円    133.30~134.50
ユーロドル   1.1780~1.1900
豪ドル円    86.00~87.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

難航していた上院で米税制改革法案が可決される中、今後は既に賛成多数で可決している下院では修正法案が可決される運びであり、トランプ大領による署名を待って同法案が年内にも成立する可能性が濃厚であり、引き続き米株式市場や米金利動向に如何に反映されるかに注目が寄せられている。
ただ、株式市場には既に高値警戒感、そして、米10年債利回りが2.4%台近辺まで上昇する中、ドル高けん制の動きにも配慮しなければならず、クリスマス休暇を前に市場参加者の激減する中、安易にドルロングを拡大する危機感も芽生え始めている。

一方、ドル円は米税制改革法案の期待や米金利先高観測を踏まえて、再びドル円113円台を回復するなど底堅い展開にあるが、チャート上ではドル円114円前後では幾度となく折り返し地点になっており、拙速的に上値を追う難しさがある。
当面、レンジ幅をドル円112.50~113.50円を重視し、一旦ドル円113円台半ば前後では清算局面と捉えた方が賢明であろう。

他方、ユーロドルはドイツ長期金利の上昇を背景にユーロドル1.18台で底堅い展開にあるが、依然として、欧州圏をめぐる政局不安が払しょくされておらず、更なる上昇局面での高値掴みには要注意のレベルにある。
当面、米独の金利差が売買材料の比較対象になるであろうが、引き続きレンジ幅を1.1750~1.1900まで拡大し、同レベル前後からの始動が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は112.50~113.50円のレンジ幅を重視し、ドル円112円台半ば前後から押し目買いと共に、113円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは前述したレンジ幅を重視し、ユーロドル1.17台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、1.18台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、底堅い展開と判断しているが、輸出企業は今朝と同様にドル円113円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業も同様に、ドル円112円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ユーロドル1.18台半ば前後では利食いと損切りが相混じり、やや方向感に乏しい状況であるが、現状ではユーロドル1.19前後を視野に同レベルからナンピン売りと共に、1.18割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば割れではロング、113円半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は133円台半ば割れから押し目買いを勧めると共に、134円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は86円前後から押し目買いと共に、87円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     111.90   114.20
ユーロ円    132.80   135.05
ユーロドル   1.1730   1.1950
豪ドル円    85.60    87.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年12月収支経過(01~20日)
通貨    プラスマイナス     前日比
ドル円   +¥177,500      +¥25,000
ユーロ円  +¥60,000      
ユーロドル -¥20,000(-$150) 
豪ドル円   +¥25,000

現在のポジションと決済指値

ユーロ円ショート50,000 ☆133.40(SL134.40買い)
ユーロ弗ショート50,000 ☆1.1830(SL1.1880買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り 50,000★△112.80(112.30ロングカバー)+¥25,000
ユーロ円売り  50,000 ☆133.40(SL134.00買い)

本日の売買予定 東京市場

出来ず Nothing done
ドル円売り 50,000  113.40(SL113.90買い)
ドル円買い    50,000  112.50(SL112.00売り)
ユーロ円売り  50,000  134.20(SL134.70買い)
ユーロ円買い  50,000  133.10
ユーロドル売り 50,000  1.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1780
豪ドル円売り  50,000  86.90(SL87.50買い)
豪ドル円買い  50,000  85.90(SL85.40売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  113.50(SL114.00買い)
ドル円買い    50,000  112.70(SL112.10売り)
ユーロ円売り  50,000  134.40(SL135.00買い)
ユーロ円買い  50,000  133.40
ユーロドル売り 50,000  1.1880(SL1.1930買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1800
豪ドル円売り  50,000  87.30(SL87.80買い)
豪ドル円買い  50,000  86.10(SL85.60売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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