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為替イブ二ング海外市場2017年2月02日

2017年02月02日

※最新情報(為替モー二ング東京市場2017年2月03日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     111.80~113.50
ユーロ円    120.80~122.50
ユーロドル   1.0700~1.0880
豪ドル円    85.30~87.00

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日経平均株価は前日の上げ幅を解消する格好で231円安と再び19,000円割れになったことが嫌気され、円を買い戻す動きが優勢になっている。
昨日のFOMCでは特に利上げに関しては言及されてはいないが、年3回程度の利上げの可能性は残されてはいるものの、トランプ政権下での米経済の米先行き懸念を踏まえて、米3月利上げの可能性は微妙になっている。
トランプ新大統領はメキシコの壁、移民問題、貿易不均衡によるドル高けん制、そして、メディアも抵抗勢力などと相次ぐ過激発言に歯止めがかからず、市場全般が疑心暗鬼の中、ドルロングの調整売りに追いやられており、ドルの買戻しは自重局面にあると言わざるを得ないだろう。

一方、ドル円は株安を背景に、一時102円台半ば前後まで下げ足を速めており、短期的には下値の目途とも言えるドル円110円前後も意識せざるを得ない状況にある。
米国は中国に続いて日本を為替操作国と称しているが、G7及びG20において問題化しておらず、トランプ氏の独断と偏見にすぎず、過度な円高懸念は時期尚早であろう。
ただ、米雇用創出や米貿易赤字拡大の改善数値が判明するまでは、同氏の執拗な過激発言が続くと見なした方が無難であろう。
当面、ストップロスの配置に注視しながら、戻り売りを優先し、少なめ売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルはドル売りに圧されて、とりあえずユーロドル1.08台を回復してはいるが、更に買い上げる材料が希薄であり、当面、1.08台半ば以上からのロングは自重局面にある。
ただ、ドル高けん制の動きが強まれば、ドル円110円と同様にユーロドル1.1000前後も視野に入れる必要がある為、相場が大きく動意づいてからの始動が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は明日の米雇用統計を前にして、ドル円112円台半ば前後で調整色を強めているが、引き続き戻り売り優先の段階であり、レンジ幅を111.50~113.50まで拡大し、同レベル戦後からのナンピン売買で対応することが賢明であろう。
一方、ユーロドルは上値限定と判断し、今朝と同様に」1.08台半ば前後からナンピン売りを勧めると共に、1.07前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業はドル円113円台半ば前後から114円台まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業はドル円112円台半ば前後から押し目買いを実施しており、現状では112円割れから少なめ押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.08前後からナンピン売りを実施しており、現状ではユーロドル1.08台半ば前後からナンピン売りで待機している。
一方、買いは今朝と同様に1.07前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円112円割れではロング、113円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は121円前後から押し目買いと共に、122円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円台前後からナンピン売りを勧めると共に、85円台半ば前後から押し目買いで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      111.20   113.75
ユーロ円     120.45   122.80
ユーロドル    1.0675   1.0915
豪ドル円     84.85    87.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年2月収支経過(01~02日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    
ユーロ円   +¥35,000       +¥35,000
ユーロドル  
豪ドル円   +¥35,000       +¥35,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆112.50(SL111.80売り)
ユーロドルショート50,000 ☆1.0750(SL1.0860買い)
豪ドル円ショート 50,000 ☆86.50(SL87.00買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

ユーロ円売り  50,000★△122.50(121.80ロングカバー)+¥35,000
豪ドル円売り  50,000★△86.00(85.30ロングカバー)+¥35,000

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  113.80(SL114.50買い)
ドル円買い   50,000 ☆112.50(SL111.80)売り
ユーロ円売り  50,000  122.70(SL123.50買い)
ユーロ円買い  50,000  121.10(SL 120.40売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0830(SL1.0900買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0710
豪ドル円売り  50,000 ☆86.50(SL87.20買い)
豪ドル円買い  50,000  85.20(SL84.50売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り   50,000  113.30
ドル円買い   50,000  111.80(SL111.30売り)
ユーロ円売り  50,000  122.50(SL123.20買い)
ユーロ円買い  50,000  120.80(SL 120.20売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0860(SL1.0910買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0730
豪ドル円売り  50,000  87.00(SL87.50買い)
豪ドル円買い  50,000  85.70

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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