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為替イブニング海外市場2021年8月20日

2021年08月20日
(コラム執筆時間:19時11分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.20~110.20
ユーロ円127.70~128.70
ユーロドル1.1630~1.1730
豪ドル円77.50~78.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

東京株式相場は新型コロナウイルス感染拡大懸念を背景に日経ダウは前日比267円安と続落し、年初来安値圏で引けている。米国でも投資家心理の指標となるVIX(恐怖指数)が上昇しているが、要因としては、デルタ株の出現による感染拡大、不透明な米金利動向、米中対立構造、そして、新たな火種としては、米軍がアフガンから完全撤退したことによる地政学的リスクなどが挙げられる。その中、中国は米軍の撤退後に即座にパリダン政権に歩み寄っているが、人権問題なども絡み、そして、今後はロシア側も関与する可能性も高く、そして、米国としても、端に傍観するわけにもいかず、一筋縄ではいかないとの見方が支配的であり、相対的にポジションの手仕舞いが急がれている。いずれにしても、現時点ではリスク回避型のドル買いと円買いが優勢ではあるが、事態が急変すれば、消去法的なユーロ買いに移行する可能性もあり、相場自体の難易度を高めている。当面、相場が動意を待ってから臨機応変な売買が求められるだけに、少なめのポジションで対応することが得策であろう。

一方、ドル円は110円台に届かず、109円台半ば前後で一進一退の展開を強いられているが、実需及び調整売買がドル円109円と110円前後で散見されており、引き続き同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは方向感に乏しい中、1.16台後半で膠着度を強めているが、ポンドの急落を背景に戻りの鈍い展開は否めない。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1630~1.1730を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様にドル円109円台前半から押し目買いと共に、110円台以上からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.16台半ば割れから押し目買いと共に、1.17台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを維持する中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業もドル円109円台前半から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、戻り売りが優先される中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.17台半ば前後からナンピン売りと共に、1.16台半ば割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しなるが、ドル円109円台前半ではロング、ドル円110円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は127円台半ば前後から押し目買いと共に、128円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは77円台半ば前後から押し目買いと共に、78円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.60110.80
ユーロ円127.00129.15
ユーロドル1.15701.1785
豪ドル円77.0079.105

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆128.00(SL127.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1670(SL1.1630売り)
豪ドル円ロング50,000☆78.00(SL77.50売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロドルロング50,000★▼1.1730(SL1.1670売り)-ドル300
豪ドル円ロング50,000★▼79.70(SL79.00売り)-¥35,000
2021年8月収支経過(02~20日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50,000+¥25,000
ユーロ円±¥0
ユーロドル-¥64,100(-$500)-$300
豪ドル円+¥10,000-¥45,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★△109.50(110.00ショートカバー)+¥25,000
ユーロ円買い50,000☆128.00(SL127.30売り)
ユーロドル買い50,000☆1.1670(SL1.1620売り)
豪ドル円買い50,000★▼79.00(SL78.80売り)-¥10,000
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000110.30(SL110.70買い)
ドル円買い50,000109.30(SL108.80売り)
ユーロ円売り50,000128.70
ユーロ円買い50,000127.70(SL127.20売り)
ユーロドル売り50,0001.1750
ユーロドル買い50,0001.1630(SL1.1580売り)
豪ドル円売り50,00079.00(SL79.50買い)
豪ドル円買い50,000☆78.00(SL77.50売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000110.10(SL110.50買い)
ドル円買い50,000109.20(SL108.80売り)
ユーロ円売り50,000128.50
ユーロ円買い50,000127.50(SL127.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1730
ユーロドル買い50,0001.1630(SL1.1580売り)
豪ドル円売り50,00078.50
豪ドル円買い50,00077.50(SL77.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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