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為替モーニング東京市場2021年3月29日

2021年03月29日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.00~110.00
ユーロ円128.80~129.80
ユーロドル1.1750~1.1850
豪ドル円83.30~84.30
相場状況の振り返りと今後の展開予想

コロナ禍の中、本邦では年度末決算を前にして、相場全般が調整モードに突入しているが、米国株式市場ではNYダウ平均が前日比453ドル高と史上最高値を更新するなど、天井知らずの相場展開に一喜一憂している。基本的には株価の押し上げ材料としてはワクチン接種により、感染拡大が急速に終焉に向かうとの期待感であるが、市場を取り巻く環境は新型コロナウィルスの変異株による感染拡大、米中覇権争い、そして、パンデミックによる都市封鎖など、景況感を高めるような材料は皆無に等しく、加速的な株価の上昇は見込みにくい状況にある。とは言え、長期金利の高止まりや、堅調な株価動向を見る限り、相対的にドル買い戻しが優勢になっている。

一方、ドル円は110円に迫る展開ではあるが、シカゴ通貨先物市場で円の売り越しが3月半ば前後から一気に5万3千枚台まで膨らんでおり、展開的には買われ過ぎの兆候があり、ドル円110円前後では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。引き続きレンジ幅ドル円109.00~110.00を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは欧州圏での相次ぐ都市封鎖を背景に、引き続き戻り売りが優先されている。ただ、悪材料出尽くし感による買い戻しも随所に散見されるなど、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750~1.1850を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.18台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円110円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状ではユーロドル1.18台半ば前後からナンピン売りと共に、ユーロドル1.17台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円前後ではロング、110円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円割れから押し目買いと共に、129円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは83円台前半から押し目買いと共に、84円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.55110.70
ユーロ円128.25130.45
ユーロドル1.16851.1900
豪ドル円82.7084.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆129.30(SL128.50売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1770(SL1.1750売り)
2021年3月収支経過(01~29日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円±¥0+¥45,000
ユーロ円+¥50,000
ユーロドル+¥45,400(+$350)
豪ドル円-¥5,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆△109.70(108.80ロングカバー)+¥45,000
ドル円買い50,000108.80(SL108.30売り)
ユーロ円売り50,000129.50
ユーロ円買い50,000128.50(SL128.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1850
ユーロドル買い50,0001.1750(SL1.1700売り)
豪ドル円売り50,000☆83.70(83.70ロングカバー)±¥0
豪ドル円買い50,00082.70(SL82.20売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.00(SL110.50買い)
ドル円買い50,000109.00(SL108.50売り)
ユーロ円売り50,000129.70
ユーロ円買い50,000128.80(SL128.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1850
ユーロドル買い50,0001.1750(SL1.1700売り)
豪ドル円売り50,00084.30(SL84.80買い)
豪ドル円買い50,00083.30(SL82.80売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会