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為替モーニング東京市場2020年3月13日

2020年03月13日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円104.00~105.80
ユーロ円116.00~117.80
ユーロドル1.1080~1.1280
豪ドル円65.00~66.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は連日のように新型ウィルスの感染拡大に悩まされているが、各主要国は軒並み深刻度を強めており、あらゆる手段や対策を練ってはいるものの、収束感は見当たらず、相対的にポジションの手仕舞い追いやられているのが現状である。その中、NYダウは前日比2352ドル安と暴落し、株価維持が生命線でもあるトランプ大統領としては心中穏やかではないだろうが、再選にむけて黄信号が灯っているとの声も少なく無い。いずれにしても、ウィルス感染拡大が一時的な現象ではなく、世界経済を揺るがしかねない事態である以上、波乱含みに展開は避けられない情勢にあるだけに、当面、ポジションを拡大することなく、臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は世界同時株安を背景にストップロス主導で乱高下を繰り返す中、NY連銀が5000億ドルの3ヵ月物レポを実施、本日にも1ヵ月物と3ヵ月物を5000億ドル実施する旨が発表され、一時ドル円106円台まで上昇する場面もあったが、ポジション解消売りに圧されている。その中、トランプ大統領が東京五輪の1年延期を提案したことが円安基調を強めている。五輪中止及び延期ともなれば、日本経済への大打撃にもなり兼ねず、円安が進行したとも言える。いずれにしても、オリンピック延期が現実味を帯びている以上、当面、円売りが加速すると見なした方が無難である。ただ、米国市場にもウィルス感染拡大が始まっており、市場心理としては、ドル売りと円売りが相混じり、更に難易度を強めている。引き続きレンジ幅をドル円104.00~105.80円まで拡大し、同レベル前後から少なめのナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはトランプ大統領が渡航制限を発したことで、上値の重さが改めて意識されている。その中、ラガルドECB総裁が新型ウィルス感染拡大は成長見通しに対する深刻なショックと述べる中、原油急落で物価に大幅な下振れリスクであり、潤沢な水準の金融緩和が必要としてはいるが、ウィルス感染が収束しない限り、次なる手段がないのが現状とも言える。引き続き戻り売りを優先し、レンジ幅ユーロドル1.1080~1.1280を重視し、同レベルからナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円104円前後から押し目買いと共に、106円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.11割れから押し目買いと共に、1.13前後からナンピン売りで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円105円前後からナンピン売りを実施しているが、現状ではドル円106円前後に集約されている模様。一方、輸入企業はドル円104円前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.13前後からナンピン売りと共に、1.11前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円104円前後ではロング、106円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は116円前後から押し目買いと共に、117円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは65円前後から押し目買いと共に、66円台半ば以上からナンピン売りで対応することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.70106.30
ユーロ円115.90118.10
ユーロドル1.10501.1275
豪ドル円64.8067.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000★▼104.40(SL103.90売り)-¥25,000
ユーロ円ロング50,000★▼118.00(SL117.00売り)-¥50,000
豪ドル円ロング50,000★▼67.80(SL67.10売り)-¥35,000
豪ドル円ロング50,000☆▼67.00(SL66.00売り)-¥50,000
2020年3月収支経過 (02~13日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥25,000-¥80,000
ユーロ円-¥95,000-¥25,000
ユーロドル±¥(±ドル0)+$650
豪ドル円+¥50,000-¥20,000
前日の売買 東京市場
ドル円買い50,000★▼103.90(SL103.30売り)-¥30,000
ユーロ円買い50,000☆117.00(SL116.40売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1330(SL1.1380買い)
豪ドル円買い50,000☆67.00(SL66.50売り)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000☆▼104.80(SL105.30買い)-¥25,000
ドル円買い50,000103.00(SL102.50売り)
ユーロ円売り50,000☆△117.50(117.00ロングカバー)+¥25,000
ユーロ円買い50,000116.00(SL115.50売り)
ユーロドル売り50,0001.1300(SL1.1350買い)
ユーロドル買い50,000☆△1.1200(1.1330ショートカバー)+$650
豪ドル円売り50.000☆△67.30(66.00ロングカバー)+¥65,000
豪ドル円買い50,000☆66.00(SL65.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000105.80(SL106.30買い)
ドル円買い50,000104.00(SL103.50売り)
ユーロ円売り50,000117.80(SL118.30買い)
ユーロ円買い50,000116.30(SL115.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1280(SL1.1330買い)
ユーロドル買い50,0001.1080(SL1.1030売り)
豪ドル円売り50.00066.70(SL67.20買い)
豪ドル円買い50,00065.20(SL64.70売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

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