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為替モーニング東京市場2020年11月6日

2020年11月06日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.00~104.30
ユーロ円121.80~123.00
ユーロドル1.1750~1.1880
豪ドル円74.50~75.80
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米大統領選では民主党のバイデン候補が次期大統領に就任しそうな情勢であるが、トランプ現大統領が法廷闘争を辞さない姿勢を示しており、未だに混沌としている野が現状である。その中、米国株式市場は前日比542ドル高と4日続伸しており、選挙の結果如何に関わらず、コロナ下の追加支援策への期待感が株価の押し上げ要因になっている。FRBは政策金利を据え置いたが、FOMC声明では経済活動と雇用は回復が続いているものの、コロナウィルスが経済活動を圧迫している旨を表明している。そして、パウエルFRB議長も最近の感染拡大は特に懸念し、金融・財政からの追加支援が必要となる可能性を指摘、するなど、引き続き過剰流動性資金が株価の押し上げ要因になっている。ただ、世界的なコロナウィルスの感染拡大に収束がない関係上、世界経済を取り巻く環境には不確実性が広がっており、過剰期待は自重局面に差し掛かっている。

一方、ドル円は米大統領選の結果待ちではあるが、米債券利回りの低下、そして、米議会のねじれ現象などを廃棄に、ドルの調整売りが優先されている。一部ではドル円100円割れも意識されてはいるが、時期尚早は否めず、引き続きレンジ幅ドル円103.00~104.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはフランスでも新規感染者が5万8円人台と過去最多を更新するなど、欧州全域で警戒感を強めており、拙速的に買い上がる雰囲気はないが、米ドル売りの助長された格好で底堅い展開を見せている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1750~1.1880を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.17台半ば前後から押し目買いと共に、1.18台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待を込めて下値限定と判断しているが、輸出企業はドル円104円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円104円割れから随時実施しており、現状ではドル円103円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整色を強めているが、現状ではユーロドル1.19前後からナンピン売りと共に、1.17台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円103円前後ではロング、104円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は122円割れから押し目買いと共に、123円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは75円割れから押し目買いと共に、75円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円102.50104.70
ユーロ円121.35123.55
ユーロドル1.17151.1930
豪ドル円74.2076.40

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆103.80(SL103.00売り)
ユーロドルショート50,000☆1.1850(SL1.1900買い)
豪ドル円ショート50.000☆75.00(SL75.80買い)
前日のSL実行ポジション
ドル円ロング50,000☆▼104.50(SL103.80売り)-¥35,000
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1780(SL1.1850買い)-$350
2020年11月収支経過(02~06日) 
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥15,000-¥35,000
ユーロ円+¥30,000+¥30,000
ユーロドル-¥36,700(-$650)-$350
豪ドル円-¥25,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円売り50,000★△123.00(122.40ロングカバー)+¥30,000
ユーロドル売り50,000☆1.1780(SL1.1830買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000105.00
ドル円買い50,000☆103.80(SL103.40売り)
ユーロ円売り50,000123.50(SL124.00買い)
ユーロ円買い50,000122.30(SL121.80売り)
ユーロドル売り50,000☆1.1850(SL1.1900買い)
ユーロドル買い50,0001.1730
豪ドル円売り50.00075.70(SL76.20買い)
豪ドル円買い50,00074.60
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.30
ドル円買い50,000103.00(SL102.50売り)
ユーロ円売り50,000123.00(SL123.50買い)
ユーロ円買い50,000121.80(SL121.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1870(SL1.1920買い)
ユーロドル買い50,0001.1780
豪ドル円売り50.00075.70(SL76.20買い)
豪ドル円買い50,00074.70
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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