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為替イブニング海外市場2021年2月5日

2021年02月05日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円105.00~106.00
ユーロ円125.80~126.80
ユーロドル1.1930~1.2030
豪ドル円79.70~80.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

バイデン政権が唱える1兆9000億ドル規模の経済対策案に対する異論はあるものの、先に米下院本会議で2021会計年度の予算決議案を可決したことを受けて、市場はほぼ期待先行相場と化している。東京株式市場も米追加経済対策の早期成立への期待感から前日比437円高と反発し、日経平均株価2万9千台は時間の問題であろうが、3万円台に向けての機運も高まっており、もう一段の上昇が見込まれている。ただ、同時に過熱感と高値警戒感も同時発生しており、当面、往来相場になる可能性が高く、過剰期待は自重局面にあるだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの逆張り対応が賢明であろう。

一方、ドル円は105円台半ば前後では利食いと損切りが相混じる中、米雇用統計待ちであり、神経質な展開を強いられている。買い戻し後のドル買い材料が乏しくなっており、一旦同レベル前後では清算入りと見なした方が得策であり、引き続きレンジ幅ドル円105.0~106.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは引き続き戻り売りが優勢ではあるが、1.20割れでは利益確定買いが随所に散見されており、拙速的な下値トライは自重局面にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1930~1.2030を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、今朝と同様に、ドル円105円前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円106円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.19台半ば割れから押し目買いと共に、1.20台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円106円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業もドル円105円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先しているが、現状では今朝と同様にユーロドル1.19台半ば割れから押し目買いと共に、1.20台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円105円前後ではロング、106円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は126円割れから押し目買いと共に、127円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは80円割れから押し目買いと共に、80円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円104.45106.60
ユーロ円125.30127.50
ユーロドル1.18651.2085
豪ドル円79.3081.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&TP)
ドル円ショート50,000☆104.80(SL106.00買い)
ユーロドルロング50,000☆1.2030(SL1.1930売り)
ユーロ$ロング50,000☆1.2000(SL1.1930売り)
2021年2月収支経過(01~05日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円
ユーロ円+¥25,000+¥25,000
ユーロドル
豪ドル円+¥30,000+¥30,000
前日の売買 東京市場
ユーロドル買い50,000☆1.2000(SL1.1950売り)
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000106.00(SL106.50買い)
ドル円買い50,000105.00
ユーロ円売り50,000126.70(SL127.20買い)
ユーロ円買い50,000125.80(SL125.30売り)
ユーロドル売り100,0001.2030
ユーロドル買い100,0001.1930(SL1.1880売り)
豪ドル円売り50.00080.70(SL81.20買い)
豪ドル円買い50,00079.70(SL79.20売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000106.00(SL106.50買い)
ドル円買い50,000105.10
ユーロ円売り50,000126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い50,000125.80(SL125.30売り)
ユーロドル売り100,0001.2030
ユーロドル買い100,0001.1930(SL1.1880売り)
豪ドル円売り50.00080.80(SL81.30買い)
豪ドル円買い50,00079.80(SL79.30売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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