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為替モーニング東京市場2016年10月21日

2016年10月21日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年10月21日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     103.50~104.80
ユーロ円    113.00~114.50
ユーロドル   1.0880~1.1000
豪ドル円    78.80~80.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日発表された米中古住宅販売件数が市場予想を上回る中、米金利先高観測を踏まえて、米債券利回りが上昇、その中、NYダウ平均株価は利益確定売りなどを背景に、前日比40ドル安になっているが、依然として、米金利差との拡大を背景にドル買い戻しの動きが優勢になっている。
そして、相場のかく乱要因であるポンド安が一服、そして、昨日の米大統領討論は資質の面ではクリントン氏優勢は誰が見ても歴然であるが、反面、トランプ氏の支持率が未だに42%もあるのが驚くべき数字とも言える。
いずれにしても、市場全般としては、やや冷静さを取り戻しつつあり、ドル買い優勢と見なしたほうが賢明であろう。

一方、ドル円は日経平均株価の堅調が見込まれる中、ドル円105円台に向けて再始動になるかどうかに注目が寄せられている。
ただ、ドル円104円台半ば前後では実需や利益確定売りが控えており、加速的な上昇は見込みづらく、同レベルでは一旦清算局面と捉えたほう賢明であろう。

他方、ユーロドルは昨日のECB理事会では事前予想通りに政策変更は無かったものの、ドラギECB総裁は量的緩和(QE)の期限延長も縮小も議論せず、判断を12月に先送りした格好になっている。
同総裁はQEを縮小することなく唐突に停止することは恐らくないと述べたことから、ユーロドルは英EU離脱の国民投票後の安値圏まで下落基調を強めており、引き続き戻り売り優先で臨むことが得策であるが、1.09割れからの相場展開を見てからの始動が一考であろう。

●戦略的には、底堅い展開と判断し、ドル円は103円台半ば前後から押し目買いと共に、104円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは、1.10前後からナンピン売りを勧めると共に、1.09割れから少なめの押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視しながら様子見スタンスを強めている。
輸出企業はドル円104円台以上から随時実施しており、現状では104円台半ば以上からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円103円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、ユーロドル1.10前後からナンピン売りと共に、1.09割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、104円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円114円台半ば前後からナンピン売りと共に、113円前後から押し目買いで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は79円割れから押し目買いと共に、80円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      102.85   105.20
ユーロ円     112.55   114.90
ユーロドル    1.0820   1.1055
豪ドル円     78.30    80.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年10月収支経過(03~21日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円   -¥10,000        +¥30,000
ユーロ円  -¥20,000        
ユーロドル -¥51,100(-$450)   -$700
豪ドル円  +¥60,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング  50,000 ☆103.80(SL103.30売り)
ユーロ円ショート50,000 ☆114.40(SL114.50買い)
ユーロドルロング50,000 ☆1.0920(SL1.0850売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ユーロドルロング50,000☆▼1.1060(SL1.0920売り)-$700


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   100,000  104.20
ドル円買い   50,000  103.00(SL102.40売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆114.40(SL115.10買い)
ユーロ円買い  50,000  113.00(SL112.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1050
ユーロドル買い 50,000 ☆1.0920(SL1.0850売り)
豪ドル円売り  50,000  80.20(SL80.90買い)
豪ドル円買い  50,000  78.80(SL78.10売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  104.40
ドル円売り   50,000☆△104.10(103.50ロングカバー)+¥30,000
ドル円買い   50,000  103.50(SL102.90売り)
ユーロ円売り  50,000  114.50(SL115.10買い)
ユーロ円買い  50,000  113.40
ユーロドル売り 50,000  1.1000
ユーロドル買い 50,000  1.0880(SL1.0820売り)
豪ドル円売り  50,000  80.0(SL80.70買い)
豪ドル円買い  50,000  78.80(SL78.10売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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武市のなぜなにFX 武市佳史

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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