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為替イブニング海外市場2021年8月27日

2021年08月27日
(コラム執筆時間:19時22分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.50
ユーロ円129.00~130.00
ユーロドル1.1700~1.1800
豪ドル円79.50~80.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心はジャクソンホールで行われるパウエルFRB議長の講演に絞られており、安易に身動きがとりづらい相場環境にある。現時点ではFRB(米連邦準備理事会)による早期テーパリング(金融緩和の段階的縮小)は既成事実化してはいるが、デルタ株の感染拡大懸念、米中対立構造の激化、アフガン情勢などの不確実性要因、そして、日欧の出口戦略の脆弱性などもあり、米国が単独で利上げを実施する難しさも指摘されている。ただ、FRBとしても、金利正常化の火種は消したくない意向と考えれば、FRB議長の発言は玉虫色の見解に終始する可能性も高く、多くのサプライズは期待薄であろう。いずれにしても、即座に将来の利上げの観測に繋がるかは懐疑的である為、引き続き相場が反応してからのナンピン売買が賢明であろう。

一方、ドル円は110円前後でもみ合い相場と化しているが、直近の推移を見る限り、いずれの材料にも反応自体が希薄になっているだけに、引き続きレンジ幅ドル円109.50~110.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開には変わりがないが、依然として、1.17割れでは割安感の買い戻し、そして、1.18台では利益確定売りを踏まえたポジション調整売りが散見されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1700~1.1800を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買いと共に、110円台半ば前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.17前後から押し目買いと共に、1.18前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業も同様に、ドル円109円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では、今朝と同様にユーロドル1.18前後からナンピン売りと共に、1.17前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、繰り返しになるが、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は129円前後から押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは79円台半ば前後から押し目買いと共に、80円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.10111.15
ユーロ円128.40130.50
ユーロドル1.16501.1870
豪ドル円78.8081.00

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆129.50(SL130.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000★▼129.00(SL129.50買い)-¥25,000
2021年8月収支経過(02~27日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥50,000
ユーロ円±¥0-¥25,000
ユーロドル-¥25,800(-ドル200)
豪ドル円+¥5,000-¥5,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
豪ドル円買い50,000★▼79.60(79.50ショートカバー)-¥5,000
本日の売買予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000110.50(SL110.90買い)
ドル円買い50,000109.50(SL109.10売り)
ユーロ円売り50,000129.80(SL130.30買い)
ユーロ円買い50,000129.00
ユーロドル売り50,0001.1800(SL1.1850買い)
ユーロドル買い50,0001.1710(SL1.1660売り)
豪ドル円売り50,00080.00(SL80.50買い)
豪ドル円買い50,00079.20(SL78.70売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000110.50(SL111.00買い)
ドル円買い50,000109.70(SL109.20売り)
ユーロ円売り50,000130.00(SL130.50買い)
ユーロ円買い50,000129.00
ユーロドル売り50,0001.1800(SL1.1850買い)
ユーロドル買い50,0001.1700(SL1.1650売り)
豪ドル円売り50,00080.40(SL80.90買い)
豪ドル円買い50,00079.50(SL79.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会