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為替モーニング東京市場2016年9月14日

2016年09月14日

※最新情報(為替イブニング海外市場2016年9月14日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     101.80~103.30
ユーロ円    114.30~115.80
ユーロドル   1.1150~1.1280
豪ドル円    75.80~77.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

日銀は異次元緩和の総括的な検証を元に、今後は金融緩和の軸にマイナス金利政策の深掘りを据える方針との旨が伝えられている。
国債購入では長期と短期の金利差拡大を促すことも協議する中、2%の物価目標を維持するものの、2年で達成するとの公約は事実上の撤回を検討、また、外国債券の購入は見送る方向などが伝えられている。
ただ、日銀の思惑通りに行くかどうかは未知数であり、ある意味では行き詰まった政策方針とも受け取られるだけに、相場自体は引き続き米金利動向に左右される展開と見なしたほう無難であろう。

一方、ドル円は前日ブレイナードFRB理事が利上げに慎重姿勢を見せたことから、ドル円は101円台半ば近辺まで下落基調にあったが、NYダウの大幅な下落にもかかわらず、米債券利回りが軒並み上昇したことを受けて、一時102円台後半まで買い戻されるなど改めて相場の難易度が意識されている。
日銀のマイナス金利政策の深掘りが円売りを後押ししたとも言えるが、世界的な低金利策を背景に投資対象が限られている関係上、米金利の上昇がドル買い及び円売りをサポートしているのが現状であろう。

他方、ユーロドルは1.12台前半で膠着状態に陥っているが、米利上げ観測が萎えたとは言え、相対的には一時的な現象との声が少なくなく、引き続き戻り売り優先の展開には大きな変化は見当たらない。
ただ、懸念されていた英EU離脱の影響は限定的との見方も浮上しており、引き続き直近のレンジ幅1.1150~1.1300で売買を模索することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は株安が見込まれてはいるが、株価との相関性が希薄になっており、底堅い展開が予想される。
ドル円102円前後から押し目買いと共に、103円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.13前後からナンピン売りと共に、1.12割れから少なめの押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株価動向に注視する中、日米金利差拡大を背景に底堅い展開と判断している。
輸出企業はドル円102円台半ば前後から随時実施しており、現状では103円前後からナンピン売りで待機している模様。
一方、輸入企業はドル円102円前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.13前後からナンピン売りと共に1.12割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円102円前後ではロング、103円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は114円台半ば前後から押し目買いと共に、115円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は76円割れから押し目買いとともに、77円台以上からナンピン売りで待機することを進める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      101.30  103.70
ユーロ円     113.75   116.30
ユーロドル    1.1110   1.1330
豪ドル円     75.45    77.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年9月収支経過(1~14日) 
通貨別    プラスマイナス     前日比
ドル円    -¥20,000    +¥35,000
ユーロ円   -¥10,000
ユーロドル  +¥28,800(+$250) 
豪ドル円   +¥60,000

現在のポジションと決済指値

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート 50,000 ☆115.00(SL115.70買い)
豪ドル円ロング  50,000 ☆76.80(SL76.00売り)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000☆△102.30(101.60ロングカバー)+¥35,000
ドル円買い   50,000  101.30(SL100.80売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆115.00(SL115.70買い)
ユーロ円買い  50,000  113.60(SL112.90売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1280(SL1.1340買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1170(SL1.1100売り)
豪ドル円売り  50,000  77.30
豪ドル円買い  50,000  76.00(SL75.30売り)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  103.00(SL103.70買い)
ドル円買い   50,000  101.80(SL101.20売り)
ユーロ円売り  50,000  115.80(SL116.50買い)
ユーロ円買い  50,000  114.50
ユーロドル売り 50,000  1.1280(SL1.1340買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  77.20
豪ドル円買い  50,000  76.00(SL75.30売り)

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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