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為替モーニング東京市場2021年6月16日

2021年06月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円109.50~110.50
ユーロ円132.80~133.80
ユーロドル1.2070~1.2170
豪ドル円84.00~85.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場は本日のFOMCの動向に注目が集まる中、FRBによるテーパリング(金融緩和縮小)問題に関心が寄せられている。現時点でのFOMCメンバーの金利見通しでは、2023年末までには利上げが有力視されており、今年度または来年度にまで出口戦略が見出せるかはかなり懐疑的になっており、あくまでも予備的な議題になる可能性が高く、今回のFOMCでは期待されるほどのインパクトはないだけに、引き続き相場の動意待ちの段階は否めないだろう。相対的には米債券利回りの低下があり、ドルを拙速的に買い戻す雰囲気はないが、米中覇権争いが本格化する可能性も捨てきれない。その中、米国とEUが航空機紛争で事実上の休戦を表明し、米欧の関係改善を急ぐ背景には中国の存在があることは間違いなく、中国の不公正慣行を是正するには、同盟国である両者による包囲網構築が必要との認識で一致している。基本的にはリスク回避のドル買いが優勢と見なした方が無難であろう。

一方、ドル円は110円台を回復したとは言え、極めて狭いレンジ幅で推移しており、安易にどちらにも仕掛けづらい状況が続いている。引き続き直近のレンジ幅ドル円109.50~110.50円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは先週のECB理事会で資産購入ペース縮小の決定を先送りしており、依然として、米ドル主導の展開には変わりがないが、米金利の伸び悩みも手伝い、下値トライは限定的になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.2070~1.2170を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、昨日と同様に、ドル円109円台半ば前後から押し目買い共に、110円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.21割れから押し目買いと共に、1.21台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は昨日と同様に、ドル円110円台半ば前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円109円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状ではユーロドル1.21台後半からナンピン売りと共に、1.21割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば前後ではロング、110円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は133円割れから押し目買いと共に133円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円前後から押し目買いと共に、85円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円109.00111.10
ユーロ円132.40134.50
ユーロドル1.20201.2230
豪ドル円83.5085.70

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ショート50,000☆110.00(SL110.50買い)
ユーロ円ショート50,000☆133.40(SL133.80買い)
豪ドル円ロング50,000☆84.50(SL84.00売り)
2021年6月収支経過(01~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥20,000
ユーロ円
ユーロドル+¥93,000(+ドル700)
豪ドル円+¥25,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000110.50(SL110.80買い)
ドル円買い50,000109.80
ユーロ円売り50,000133.80(SL134.30買い)
ユーロ円買い50,000133.00
ユーロドル売り50,0001.2170(SL1.2220買い)
ユーロドル買い50,0001.2070(SL1.2020売り)
豪ドル円売り50,00085.00
豪ドル円買い50,00084.00(SL83.50売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000110.50(SL110.80買い)
ドル円買い50,000109.80
ユーロ円売り50,000133.80(SL134.30買い)
ユーロ円買い50,000133.00
ユーロドル売り50,0001.2170(SL1.2220買い)
ユーロドル買い50,0001.2070(SL1.2020売り)
豪ドル円売り50,00085.00
豪ドル円買い50,00084.00(SL83.50売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会