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為替モーニング東京市場2017年2月16日

2017年02月16日

※最新情報(為替イブニング海外市場2017年2月16日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     113.50~115.00
ユーロ円    120.30~121.50
ユーロドル   1.0530~1.0680
豪ドル円    87.30~88.80

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

NYダウ平均株価は連日史上最高値を更新しており、相対的に割高懸念は残るが、昨日もトランプ大統領が自動車や航空業界に続いて米小売業界と会談し、改めて法人税率の見直しや規制緩和に言及、そして、昨日発表された1月の小売売上高や消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを示すなど、総じて、米経済に対する楽観論が先行しており、株価の堅調さに繋がっている。
その中、昨日もイエレンFRB議長は下院で証言しているが、米経済はFRBの目標に接近していると利上げに前向き姿勢を示している。
ただ、移民の急激な変化は潜在成長に影響を与えると言及した他、新たな経済政策はFOMCに影響しかねないと述べるなど、トランプ政権下の具体案が明示されるまで慎重姿勢を維持している。
そして、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が米経済は完全に健全な状態に近く年内3回の利上げが適切、ローゼングレン・ボストン連銀総裁は今年の経済成長は利上げ加速する可能性、そして、ブラード・セントルイス連銀総裁は経済指標を考慮すると年内に利上げできると述べるなど、ほぼ利上げ体制は整っていると解釈できるが、次回3月の利上げが実施されるかどうかは未だに懐疑的であり、引き続き直近のレンジ幅での攻防が予想される。

一方、ドル円は株高、そして、米債券利回りの上昇を受けて、一時115円トライに転じたものの、同レベルでは利食い並びにオプション防衛売りに阻まれる格好で上げ幅を解消するなど、依然として、神経質な展開を余儀なくされている。
ただ、米10年債利回りが2.5%前後で推移しており、引き続き底堅い展開には変わりがなく、当面、ドル円114円割れからのショートは自重局面と見なした方が一考であろう。

他方、ユーロドルは政治及び金融不安などの懸念材料を抱えており、一時1.05目前まで下落基調を強めていたが、同レベル前後では一旦利益確定買いやポジション調整買いに圧される格好で1.0600前後まで戻すなど、ドル円と同様に拙速的な売買は手控えられている。
引き続き戻り売り優勢と判断し、レンジ幅を1.0500~1.0650まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買が得策であろう。

●戦略的には、ドル円は底堅い展開と判断すると共に、レンジ幅を113.50~115.00円まで拡大し、114円割れから押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
ドル円113円台半ば前後から押し目買いと共に、115円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.06台半ば以上からナンピン売りと共に、1.05台半ば割れから押し目買いで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待や日米金利差拡大を背景に下値限定と判断しているが、輸出企業は引き続きドル円115円前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、輸入企業はドル円113円台半ばを中心に、114円割れから押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、昨日と同様に、ユーロドル1.06台半ば前後からナンピン売りを継続していると共に、1.05前後から押し目買いで対応している模様。

●クロス円は、ドル円113円台半ば前後ではロング、115円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は120円台半ば割れから押し目買いと共に、121円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は87円台半ば割れから押し目買いと共に、88円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      113.10   115.30
ユーロ円     119.70   121.30
ユーロドル    1.0480   1.0710
豪ドル円     86.80    89.30

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2017年2月収支経過(01~16日)
通貨別   プラスマイナス       前日比
ドル円    +¥20,000      +¥15,000
ユーロ円   +¥35,000       
ユーロドル  +¥42,500(+$350)  
豪ドル円   +¥20,000

現在のポジションと決済指値

豪ドル円ショート 50,000 ☆87.70(SL88.60買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

ドル円ショート  50,000☆▼114.30(SL114.80買い)-¥25,000


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円売り   50,000 ☆114.80(SL115.30買い)
ドル円買い   50,000  113.80
ユーロ円売り  50,000  121.50(SL122.20買い)
ユーロ円買い  50,000  120.10(SL 119.40売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0630(SL1.0700買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0500(SL1.0430売り)
豪ドル円売り  50,000  88.50(SL89.10買い)
豪ドル円買い  50,000  87.20

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  114.80(SL115.30買い)
ドル円買い   50,000☆△114.00(114.80ショートカバー)+¥40,000
ドル円買い   50,000  113.80(SL113.30売り)
ユーロ円売り  50,000  121.50(SL122.20買い)
ユーロ円買い  50,000  120.30(SL 119.60売り)
ユーロドル売り 50,000  1.0650(SL1.0710買い)
ユーロドル買い 50,000  1.0530(SL1.0460売り)
豪ドル円売り  50,000  88.60(SL89.30買い)
豪ドル円買い  50,000  87.30

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
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〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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