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為替イブニング海外市場2018年8月21日

2018年08月21日

※最新情報(為替モーニング東京市場2018年8月22日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!


鈴木予想レンジ

ドル円     109.50~110.80
ユーロ円    126.30~127.50
ユーロドル   1.1450~1.1580
豪ドル円    80.30~81.50

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場はトランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに不満を残したことから、拙速的なドル買いには黄信号が灯っている。
ただ、FRBとしては、米景況感の底堅さを背景に金利正常化に向けた政策方針には変わりがないとの見方が多数を占めており、ドルの更なる下落局面では買戻しに圧される可能性が高いだけに、市場全般がジレンマ状態に陥っていると言わざるを得ない。
当面、明日から始まる米中通商協議の成り行きを見極めてからの始動が賢明であろう。

一方、ドル円は110円割れの段階では利食いや実需買いが散見される中、日経平均株価の下げ渋りを受けて、やや買い戻されてはいるが、予測不可能なトランプ大統領の発言なだけに、一旦ポジション調整売りに圧される可能性が高く、引き続きレンジ幅ドル円109.50~110.50円重視で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルはトランプ大統領の発言に左右される格好で1.15台を維持してはいるが、更なる上昇局面ではトルコ情勢や英EU離脱懸念が重石になる可能性も強く、一旦清算局面入りと見なした方が無難であり、引き続きレンジ幅をユーロドル1.1450~1.1550まで拡大し、同レベル前後から少なめの売買で対応することが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円台半ば前後から押し目買いと共に、110円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルも同様に、1.14台半ば前後から押し目買いとと共に、1.15台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを更に強めているが、輸出企業はドル円110円台半ば以上から111円前後まで断続的に散見されている模様。
一方、輸入企業は109円前後を中心に110円割れから押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整売買に追われているが、ユーロドル1.15台以上から随時実施しており、現状では1.15台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。
一方、買いは今朝と同様にユーロドル1.14台半ば前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円109円台半ば前後ではロング、ドル円110円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は126円台半ば割れから押し目買いと共に、127円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円80円台半ば割れから押し目買いと共に、81円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り    買い
ドル円     109.10   111.30
ユーロ円    125.85   128.20
ユーロドル   1.1400   1.1630
豪ドル円    79.90    82.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2018年8月収支経過(01~21日)
通貨    プラスマイナス      前日比
ドル円    -¥75,000      -¥25,000
ユーロ円  -¥95,000
ユーロドル -¥171,300(-$1,350)-$300
豪ドル円  +¥50,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング   50,000 ☆110.10(SL109.70売り)
ユーロ円ショート50,000 ☆126.80(SL127.70買い)
ユーロ$ショート50,000 ☆1.1530(SL1.1580買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

■本日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ$ショート50,000☆▼1.1470(SL1.1530買い)-$300

■前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ドル円ロング   50,000★▼110.60(110.10売り)-¥25,000


前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

ドル円買い    50,000 ☆110.10(SL109.50売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1470(SL1.1520買い)

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り 50,000  110.70
ドル円買い    50,000  109.50(SL109.00売り)
ユーロ円売り  50,000 ☆126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い  50,000  125.70(SL125.20売り)
ユーロドル売り 50,000 ☆1.1530(SL1.1580買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1420
豪ドル円売り  50,000  81.10(SL81.60買い)
豪ドル円買い  50,000  80.00(SL79.50売り)

本日の売買予定 海外市場

ドル円売り 50,000  110.70
ドル円買い    50,000  109.70(SL109.20売り)
ユーロ円売り  50,000  127.70(SL128.20買い)
ユーロ円買い  50,000  126.40
ユーロドル売り 50,000  1.1580(SL1.1620買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1470
豪ドル円売り  50,000  81.60(SL82.10買い)
豪ドル円買い  50,000  80.40(SL79.90売り)

記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
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