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為替モー二ング東京市場2019年3月08日

2019年03月08日

鈴木予想レンジ
ドル円     111.00~112.00
ユーロ円    124.50~125.50
ユーロドル   1.1150~1.1250
豪ドル円    77.80~78.80


※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日のECB理事会において、ECBは事前予想通りに長期資金貸し出しオペを期間2年で9月に開始するとしているが、年内のGDPは従来の1.7%から1.1%に大幅に下方修正し、年内の利上げは中断される見込みであり、ユーロの解消売りが一段と進行している。
ドラギECB総裁はユーロ圏のリセッション入りの公算は極めて低いが、基調インフレが引き続き抑制されており、2019年成長見通しに対するリスクは依然として下振れ方向に傾向いていると言及し、悲観的な見方に終始している。
米中貿易戦争の不透明感は払しょくできない中、ドイツ経済の低迷も加わり、世界的な減速懸念を背景にリスク回避志向が強まる可能性があり、株並びに債券、そして、為替相場のポジションの手仕舞いが早まる可能性は捨てきれない。

一方、ドル円はリスク回避のドル買いと円買いに挟まれ、ドル円111円台半ば前後を維持しているが、米債券利回りの低下やNYダウの下落もあり、軟調な日経平均を踏まえて、改めてドル円112円台の上値の重さが意識されている。
当面、ドル円111円割れを視野に、レンジ幅をドル円111.00~112.00円まで拡大し、同レベル前後からのナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.12を割り込み、一部では心理的節目の1.10割れへの警戒感を強めている。
ただ、既に下限レベルにあり、また、ドル高けん制を意識した買戻しも散見されるなど、拙速的な下値トライは自重局面と見なし、もう一段の下落局面では一旦清算入りと見なした方が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円111円前後から押し目買いと共に、112円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルはレンジ幅を1.1150~1.1250まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、米雇用統計待ちであり、様子見スタンスを強めている。
輸出企業はドル円112円台以上からナンピン売りを継続している模様。
一方、輸入企業はドル円111円台半ば割れから押し目買いを実施しており、現状では111円前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、ストップロス優先の展開を強いられており、現状ではユーロドル1.12台半ば前後からナンピン売りと共に、1.11台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円111円前後ではロング、ドル円112円台以上ではショートをイメージし、ユーロ円は124円台半ば前後から押し目買いと共に、125円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は78円割れから押し目買いと共に、79円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨       売り    買い
ドル円     110.50   112.70
ユーロ円    123.85   126.10
ユーロドル   1.1090   1.1310
豪ドル円    77.30    79.50


※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支
2019年3月収支経過(01~08日)
通貨    プラスマイナス       前日比
ドル円  -¥15,000      +¥15,000
ユーロ円  -¥30,000       -¥25,000
ユーロドル -¥25,000(-$200)  -$500        
豪ドル円


現在のポジションと決済指値
豪ドル円ロング 50,000 ☆78.70(SL77.80売り)


前日のストップロス(損失確定)実行ポジション
ユーロドルロング50,000☆▼1.1300(SL1.1250売り)-$250



前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done


前日の売買 海外市場
ドル円売り 50,000  112.30(SL112.80買い)
ドル円買い    50,000☆△111.50(111.80ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円売り  50,000  126.80(SL127.30買い)
ユーロ円買い  50,000☆▼125.80(SL125.30売り)-¥25,000
ユーロドル売り 50,000  1.1340
ユーロドル買い 50,000☆▼1.1250(SL1.1200売り)-$250
豪ドル円売り  50.000  79.00
豪ドル円買い   50,000  78.00(SL77.50売り)


本日の売買予定 東京市場
ドル円売り 50,000  112.00(SL112.50買い)
ドル円買い    50,000  111.00(SL110.50売り)
ユーロ円売り  50,000  125.50(SL126.00買い)
ユーロ円買い  50,000  124.50(SL124.00売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1250(SL1.1300買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1150(SL1.1100売り)
豪ドル円売り  50.000  78.80
豪ドル円買い   50,000  77.80(SL77.30売り)


本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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