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為替モー二ング東京市場2016年9月29日

2016年09月29日

※最新情報(為替イブ二ング海外市場2016年9月29日)は、お客様限定で『会員専用サイト』に公開中!

鈴木予想レンジ

ドル円     100.30~101.50
ユーロ円    112.50~114.00
ユーロドル   1.1150~1.1280
豪ドル円    76.80~78.30

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

相場状況の振り返りと今後の展開予想

昨日もイエレンFRB議長をはじめとして、複数の米連銀総裁の発言が相次ぐ中、イエレンFRB議長は質疑応答において、雇用は持続可能なペースを上回っており、今後も失業率の低下を見込んでいる。
FOMCメンバーの過半数が年内利上げ必要になる可能性を指摘するものの、インフレ上昇の圧力は見られないとし、FOMCは徐々に緩和を解除していく方針を示すにとどまるなど、年内利上げには不透明感を更に強めている。
そして、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁はバブル抑制の手段としての利上げには強い痛みともなうと早期の利上げには否定的であるように、世界経済が混迷を極める中での金融引き締め策に違和感が生じている表れでもある。
歴史的にも金融市場では、日欧のマイナス金利導入や世界的な低金利政策に対する経験値のなさも重なり、金融政策自体が暗礁に乗り上げていると言っても過言ではないが、原則的には、マイナス金利やゼロ金利政策は市場の活性化を促し、過剰流動資金が市場に溢れ出しても不可思議ではないが、国債利回りまでマイナス金利に突入している状況を踏まえると、運用対象の乏しさが投資心理の冷え込みをもたらしているとも言える。
むしろ、できるだけ早い時期に、マイナス金利廃止を含めて、金利正常化がマーケットの活性剤になる可能性があり、主要各国は難しい選択肢を迫られているのだろう。

一方、ドル円は原油価格の上昇と株高期待を背景に底堅い展開を見せているが、101円台には届かず、依然として市場はリスク回避の動きに圧されている。
引き続き実需売買に沿った格好ではあるが、直近のレンジ幅100.00~101.50円を重視し、同レベル前後から案ピン売買で対応することが得策であろう。

他方、ユーロドルはドイツ銀など独銀に経営不安が台頭する中、引き続き戻り売りが優先されているが、1.12割れや1.12台後半ではポジション調整売買が支配的になっており、狭いレンジ幅での攻防を余儀なくされている。
市場参加者はほぼジレンマ状態に陥っているが、無理することなく、上記レンジ幅での待機策が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、100円台前半から押し目買いと共に、101円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、ユーロドルは引き続き戻り売りを優先し、1.12台半ば以上からナンピン売りとともに、1.11台半ば前後から押し目買いで対応することを勧める。

●邦銀勢によれば、株高期待を背景に底堅い展開と判断している。輸出企業はドル円101円台半ば前後からナンピン売りを継続している模様。一方、輸入企業はドル円100円前後を視野に、同レベル前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●海外勢によれば、相変わらず、方向感に乏しいが、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.12台半ば以上から1.13前後まで散見されている模様。一方、買いは1.11台半ば前後に集約されている模様。

●クロス円は、ドル円100円台半ば割れではロング、101円台半ば前後ではショートをイメージし、ユーロ円は112円台半ば前後から押し目買いと共に、114円前後からナンピン売りで待機することを勧める。
一方、豪ドル円は77円前後から押し目買いと共に、78円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況

通貨       売り     買い
ドル円      99.75    102.15
ユーロ円     112.10   114.55
ユーロドル    1.1110   1.1330
豪ドル円     76.50    78.90

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

月次収支

2016年9月収支経過(1~29日)
通貨別    プラスマイナス      前日比
ドル円    +¥5,000
ユーロ円   +¥12,500
ユーロドル  +¥73,500(+$650)
豪ドル円   +¥160,000

現在のポジションと決済指値

ドル円ロング  50,000 ☆100.80(SL100.30売り)
豪ドル円ショート50,000 ☆77.00(SL78.20買い)

前日のストップロス(損失確定)実行ポジション

前日の売買 東京市場

出来ず Nothing done

前日の売買 海外市場

出来ず Nothing done
ドル円売り   50,000  101.20
ドル円買い   50,000  100.00(SL99.50売り)
ユーロ円売り  50,000  113.40(SL114.10買い)
ユーロ円買い  50,000  112.00(SL111.30売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1260(SL1.1330買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  77.70(SL78.40買い)
豪ドル円買い  50,000  76.50

本日の売買予定 東京市場

ドル円売り   50,000  101.30
ドル円買い   50,000  100.30(SL99.80売り)
ユーロ円売り  50,000  113.80(SL114.50買い)
ユーロ円買い  50,000  112.50(SL111.80売り)
ユーロドル売り 50,000  1.1270(SL1.1340買い)
ユーロドル買い 50,000  1.1160(SL1.1090売り)
豪ドル円売り  50,000  78.20(SL78.90買い)
豪ドル円買い  50,000  77.00

本日の売買予定 海外市場
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。

コラム一覧

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市場養生訓 小口幸伸
為替大観 小池正一郎
為替の話・トレンドを掴め! 木村佳子
武市のなぜなにFX 武市佳史

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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.7%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,700円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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