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為替イブニング海外市場2021年3月16日

2021年03月16日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.80~109.80
ユーロ円129.50~130.80
ユーロドル1.1850~1.1980
豪ドル円83.80~85.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場の関心が明日のFOMCの動向に注がれる中、米長期金利は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けて、一時0.5%台まで低下した経緯があるが、直近の米10年債利回りは1.6%台まで回復しており、金利面では米景況感の良さが改めて認識されている。それ故に、現状の米国株式市場が連日史上最高値を更新していることも順当な結果とも言えるかも知れない。ただ、米国は1.9兆ドル規模の米追加経済支援を打ち出していることも株価の上昇に貢献しているため、ある意味では好材料の出尽くし感も強く、現状レベルは一旦清算レベルにあるとも解釈できる。いずれにしても、コロナ禍における金融引き締め策は景気下振れにつながる可能性も高く、FBRの政策金利は現状維持にとどまる公算が高いが、依然として、米金利の優位性は揺るいでおらず、ドルの下落局面では買い戻しに重点を置いた戦略性が求められる。

一方、ドル円は日経ダウが一時3万円台を回復する場面もあり、底堅い状況が改めて意識されている。その中、黒田東彦総裁は新型コロナウイルス感染症が日本経済に打撃を与えている以上、債券市場のイールドカーブ全体を低位で安定させることが大事な状況にあると改めて指摘している。これは日本のみならず、米欧にも言えることである。引き続きレンジ幅ドル円108.80~109.80円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは米ドル主導の展開ではあり、1.19台前半で微調整に終始している。相対的にはドル買い戻しが優勢であるが、消去法的なユーロドル買いも押しもあり、安易にどちらにも仕掛けづらい状況にある。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1850~1.1980を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円109円割れから押し目買いを勧めると共に、ドル円110円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.19割れから押し目買いと共に、1.20前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業は今朝と同様に、ドル円109円台後半からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円台半ば前後に集約されている模様。

●海外勢によれば、引き続き戻り売りを優先する中、現状では今朝と同様に、ユーロドル1.2000前後からナンピン売りと共に、1.19割れから押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台半ば前後ではロング、109円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は129円台半ば前後から押し目買いと共に、130円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円割れから押し目買いと共に、85円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円108.15110.30
ユーロ円129.20131.35
ユーロドル1.18201.2030
豪ドル円83.3085.50

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆129.50(SL130.80買い)
ユーロドルショート50,000☆1.1960(SL1.1980買い)
豪ドル円ショート50,000☆84.40(SL85.00買い)
2021年3月収支経過(01~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥40,000
ユーロ円+¥15,000
ユーロドル-\32,300(-$250)
豪ドル円+¥5,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
ドル円売り50,000109.70(SL110.10買い)
ドル円買い50,000108.70(SL108.30売り)
ユーロ円売り50,000130.60(SL131.00買い)
ユーロ円買い50,000129.50
ユーロドル売り50,0001.2000(SL1.2050買い)
ユーロドル買い50,0001.1900
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.10
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000109.80(SL110.30買い)
ドル円買い50,000108.80(SL108.30売り)
ユーロ円売り50,000130.80(SL131.30買い)
ユーロ円買い50,000129.60
ユーロドル売り50,0001.1980(SL1.2030買い)
ユーロドル買い50,0001.1900
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会