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為替モーニング東京市場2020年12月9日

2020年12月09日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円103.50~104.70
ユーロ円125.50~126.70
ユーロドル1.2050~1.2170
豪ドル円76.50~77.70
相場状況の振り返りと今後の展開予想

米国ではウィルス感染拡大が続く中、英国が国民向けのワクチン接種を開始し、現時点では高齢者が対象になっているが、一部報道でファイザーと独ビオンテックが開発したワクチンは、ウィルス感染予防に効果的であり、安全上の懸念はないと報じられている。その中、米与野党は包括的歳出法案と新型ウィルス支援の追加経済対策の両面で協議が難航しているが、米国株式市場ではNYダウが104ドル高と反発、3万ドル台を維持、そして、ナスダック及びS&P500共に、史上最高値を更新するなど、景気先行指数である株価動向を見る限り、米景況感の良さを感じさせる内容である。いずれにしても、コロナウィルスのワクチン接種が本格的にスタートしたことで、市場全般はワクチンの進捗状況を睨みながら、徐々に安堵感が広がりつつある。とは言え、最終判断を下すには時期尚早であることは否めないが、ウィルス感染者が急拡大している米国にとっても朗報であり、また、米中対立構造による地政学的リスクを考量すれば、相対的にドルを買い戻す動きが強まる可能性があるだろう。

一方、ドル円は相変わらず、104円前後で膠着度を強めているが、ウィルス開発や株高志向を背景に、底堅い展開が予想される。反面、リスク回避の円買い需要もあるため、引き続きレンジ幅ドル円103.50~104.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルは1.21前後で一進一退を繰り返す中、明日のECB理事会での追加緩和策が確実視されており、拙速的に上値を模索する難しさがあるが、そして、英・EUの貿易協議は依然として難航していることもユーロ売りを誘発する可能性もあるため、引き続きレンジ幅ユーロドル1.2050~1.2170を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円103円台半ば前後から押し目買いを勧めると共に、ドル円105円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20台半ば前後から押し目買いと共に、1.21台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを継続しているが、輸出企業は昨日と同様に、ドル円104円台半ば以上から105円前後まで断続的に散見されている模様。一方、輸入企業はドル円103円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、調整主導の展開であるが、引き続き戻り売りを優先しており、現状ではユーロドル1.12台半ば以上からナンピン売りと共に、ユーロドル1.20台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円103円台半ば前後ではロング、105円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は125円台半ば前後から押し目買いと共に、126円台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは76円台半ば前後から押し目買いと共に、77円台半ば半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円103.10105.20
ユーロ円125.00127.20
ユーロドル1.20001.2220
豪ドル円76.1078.20

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ドル円ロング50,000☆103.90(SL103.60売り)
豪ドル円ショート50.000☆76.50(SL77.70買い)
2020年12月収支経過(01~09日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥5,000
ユーロ円-¥25,000
ユーロドル-¥63.000(-ドル500)
豪ドル円
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000104.50
ドル円買い50,000103.50(SL103.10売り)
ユーロ円売り50,000126.70(SL127.20買い)
ユーロ円買い50,000125.50(SL125.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2170(SL1.2220買い)
ユーロドル買い50,0001.2050(SL1.2000売り)
豪ドル円売り50.00077.70(SL78.20買い)
豪ドル円買い50,00076.60
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000104.60
ドル円買い50,000103.60(SL103.10売り)
ユーロ円売り50,000126.70(SL127.20買い)
ユーロ円買い50,000125.50(SL125.00売り)
ユーロドル売り50,0001.2170(SL1.2220買い)
ユーロドル買い50,0001.2050(SL1.2000売り)
豪ドル円売り50.00077.70(SL78.20買い)
豪ドル円買い50,00076.50
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会